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□疑念持つも離れられず 関学大卒の元信者 「摂理」 [神戸新聞]
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000080635.shtml
疑念持つも離れられず 関学大卒の元信者 「摂理」
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2006/07/31
教祖が女性信者に性的暴行をしたとされる韓国の宗教団体「摂理」に、関西学院大学在学中に入信した元信者の男性が三十日、神戸新聞社の取材に応じた。活動や信仰の内容に疑問を感じながらも、「人間関係に魅力があり、仲間を失いたくないという思いが正常な判断を奪った」と語った。
男性は関学大生だった二〇〇〇年四月、キャンパスで学外の若い女性三人から「スポーツサークル」に勧誘された。積極的に話しかけてくる女性らの態度に戸惑い、宗教ではないかと疑ったが、「怪しかったらいつでもやめられる」との自信があり、入会した。
当初はバレーボールなどを楽しむだけだったが、一年後には摂理の教義を学び終え、礼拝に参加。他大学まで出向いて信者を増やす伝道活動をするなど、信仰中心の生活に没頭していったという。メンバーと一緒に住むようになり、人間関係も深まった。
教義の矛盾や献金の使途、恋愛の禁止…。納得できないことに何度も出くわしたが、その都度、「仲間とのつながりを守りたい」という思いが勝り、疑問が薄れた。
男性はその後、「摂理」の存在を知った家族らの協力で脱会した。鄭(チョン)明(ミョン)析(ソク)教祖の性的暴行について「今は許せないと思うが、脱会前は『迫害』だと吹き込まれ、信じられなかった」と憤る。「摂理の怖さは、人間関係の魅力で正常な判断ができなくなること。信者の脱会を支援し、救いたい」と話した。