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虚ろな心と眼差しで十字架やキリスト、マリア像を拜む前に、
貴方方の大先輩である内村鑑三氏の此の本を讀んで見ては如何か。
代表的日本人
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此の本には此のやうなことが書いてゐた。
(昭和十六年九月十五日印刷、昭和十六年九月二十日發行
現在發行されてゐる物に書いてあるかどうかは未確認)
獨逸語版跋 十三〜十四頁
正に一人の武士の子たるの余に相應しきは、自尊と獨立である。權謀術數と詐欺不誠實
との嫌惡者たることである。武士の掟は、「金錢を愛するはもろもろの惡の根なり」とい
ふ基督教の律法に劣らざるものである。それゆゑに一人の武士の子たる余にとりて相應
しきは、近代基督教が公然と厚顏無恥に宣言する、あの「金錢は權力なり」といふ今一つ
の律法に對し、顏を鐵石にして對抗することである。然り、たとひ世界の全基督信徒が
向ふ側に立ち、「バール・マモン、これこそ我等の神なれ」と言ふとも、神の恩恵により
純粹無雜の武士の子たる余は、こちら側に立ちて言はんと欲する、「否、主たる神、彼
のみひとり我が神に在まし給ふ」と。
一九〇七年五月十一日、東京にて 内村鑑三
彼は此處時點で既に基督教は腐敗し、墮落し、變質してゐる事を見拔いてゐ
たのである。當然現在の基督教は云ふ迄も無い。彼は日本人の魂を持つた基
督者であつた。然るに現在の日本の基督者は洗腦された日本に住んでゐる只
の東洋人の基督者に過ぎない。十字架、キリスト、マリアを拜んでゐる積も
りが、實はバール・マモン神を拜んでゐるのではないのか。