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「歳川隆雄のコンフィデンシャル」から貼り付けます。
http://blog.business-i.jp/toshikawa/2006/04/post_5276.html
(貼り付け開始)
2006年04月26日
公明・学会の動向に注目
衆院千葉7区での小沢・民主党の勝利が、自民党総裁選と、それに続くポスト小泉政権が戦う来年の参院選に与える影響が取り沙汰されている。曰く、豪腕・小沢一郎代表と対決する「次」は経験不足の安倍晋三官房長官ではおぼつかない。曰く、旧来型自民党と変わらない小沢氏と対峙するには新生自民党の安倍氏の方が有利だ。
いずれにせよ、補選勝利で小沢代表の9月再選は確定的であり、次の総理・総裁は、来年4月の統一地方選と7月の参院選で小沢・民主党とガチンコ勝負をすることになる。
そこで注目すべきは政権与党内で、いま永田町での下馬評である「本命・安倍、対抗・福田(康夫元官房長官)」に則して言えば、安倍・自民党で戦うべきか、それとも福田・自民党で対決する方がいいのか、の見極めがどう決着するかである。
その際、公明党ファクターが無視できない。世上いわれているのは、同党の支持母体・創価学会の秋谷栄之助会長をはじめ関東地区のトップは福田氏に傾斜しており、一方、関西長の藤原武副会長ら関西勢は安倍支持だという。決してリスクヘッジを忘れない同会特有のダブルトラック路線である。その公明党・創価学会が最終的に福田、安倍両氏のいずれを推すのかを、実は自民党の改選参院議員は固唾をのんで注視しているのだ。
今回補選の終盤に女性に圧倒的人気の浜四津敏子代表代行を現地入りさせ、さらに他県から学会の運動員を投入するなど総動員体制を敷いた。そしてそれが、955票の僅差までこぎつけたのであった。つまり、自民党にとって当面の焦点である参院選、とくに1人区では公明・学会票なくしては戦えないということだ。
そこで想起されるのは先日の小沢氏の創価学会本部“アポなし訪問”である。その狙いは、本当に安倍切り崩しであったのか…。
(貼り付け終了)