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(回答先: 「私は無実潔白だ」植草一秀氏(1) [PJ] 投稿者 乃依 日時 2006 年 9 月 24 日 22:27:50)
「私は無実潔白だ」植草一秀氏(2)
都内でPJのインタビューに答える植草一秀氏(撮影:小田光康)
【PJニュース 07月22日】− 「私は無実潔白だ」植草一秀氏(1)からの続き。
◆逮捕か、任意同行か
─ 警官に連行されたのは、現行犯逮捕によるものなのですか。
「エスカレーターを降り、警官には聞かれれば何でも話すというスタンスで交番に行きました。弁護士によると、肘をつつかれてからの一連の動きは、職務質問・任意同行の形態だということで、まったく現行犯逮捕という状況ではないとの説明です」
─ 逮捕されたという一部報道に対してはどう思いますか。
「裁判の時に出てくるのですが、逮捕手続き書はその警官が当日作った書類で『エスカレーターで盗撮していたところを「現認」して、それを指摘したところ、本人は震えながらも、うなずき犯行を認めたので、現行犯逮捕する旨を告げて逮捕した』という内容です。裁判で弁護側からの尋問で、弁護士がその内容を読み上げて、警官に確かに言ったのかを確認したところ、『どうするかは警察署の方で判断するので、わたしは逮捕するとは言っておりません』との答えが返ってきました」
─ 逮捕状がねつ造されたことを警察は認めましたか。
「逮捕状をねつ造したことに対し、警官ははっきり認めましたし、弁護士が『そんなおかしなことがありますか』と問い正すと、裁判長が『それは単に事務的に作ったのでしょう』と警官を擁護する発言をして打ち切られてしまいました」
─ 今回の逮捕状の発令関連に対してどう思いますか。
「逮捕とか身柄の拘束というのは人権の根幹にかかわる問題ですから、少なくても厳正な手続きが必要なはずです。デュープロセスが完全に抜け落ちています。昨年11月に起きた神奈川県警の事例では、警官が盗撮しようとしたところを取り押さえ、本人が暴れて手錠をかけたにもかかわらず、無罪釈放にしています」【続く】
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「植草一秀氏は無実だ:植草一秀氏情報」 (最終弁論要旨の要約を含む)
「私は無実潔白だ」植草一秀氏(3)
都内でPJのインタビューに答える植草一秀氏(撮影:小田光康)
【PJニュース 07月23日】− 「私は無実潔白だ」植草一秀氏(2)からの続き。
◆取り調べ
─ 交番で取り調べが始まったのですか。
「交番では、わたしはただ座らされていて、しばらく時間が経過した、午後3時40分ころ、パトカーで品川の交番から高輪警察著に連れて行かれ、そこで取り調べが始まりました」
─ 取り調べの状況と内容を教えてください。
「取り調べの警官と1対1で個室に入りました。午後4時過ぎごろ『この件は非常に微罪だから、今日(4月8日・木曜日)の(午後)5時までに書類が作成できれば、明日処理が終わって、罰金を払ってすべて完了となる。警察官が「現認」と言っているので、あなたがどう言おうと絶対にひっくり返らない。裁判をしても絶対勝ち目はない』と言われました」
─ 否認するとどうなるかは説明されましたか。
「否認した場合は、『必ず長期の拘留になって、マスコミ公表がされる。もし今日(4月8日・木曜日)の(午後)5時までに書類が終わって、明日罰金で処理ということになれば、非常に微罪なのでいっさいマスコミ公表もしない。今日(4月8日・木曜日)の(午後)5時に書類が間に合わないと、書類が検察に送られるのが明日(4月9日・金曜日)になって、検察庁に行くのが土曜日(4月10日)になる。土曜日ということで、担当検事ではなくて、日直検事になってしまい人数の問題もあって、その日で処理が終わることはまず無くなってしまう。もし簡単に済ませたいならば、(午後)5時までに処理を完了することを考えたほうがいい』と説得された」
─ それでどう答えたのですか。
「『そんなことを言われても、わたしは単に立っていただけです』とずっと言い続けました。『これは警察官による「現認」だから、裁判をしても100%勝ち目はない』と繰り返し言われました。わたしとしては、「現認」したという警察官の証言に対しての、まさに1対1の水掛け論でした」
─ 犯行を認めてないのに、それで認めることにしたのですか。
「否認すれば長期の拘留になるし、必ずマスコミに公表される。反対に、午後5時までに調書の作成が終われば、今日の提出に間に合うので、明日処理されて罰金処理で一切マスコミに処理されない。家族もおりますし、マスコミ公表をされたときの影響の大きさを考えると、そうせざるをえませんでした。時間だけがどんどん経過し、警官は『おれはどちらでもいいけど、早く決めたほうがいいと思うよ』という感じでした」
─ 最終的にどう決断をしたのですか。
「本当にそのように認めたら、明日罰金を払うことでマスコミ公表しないということで、間違いないのかということ何度も尋ねました。同時に否認したらどうなるのかを何度も。警官は『否認したらこっちが隠そうとしても、マスコミに必ず出てしまう』ということを繰り返しました」
─ ほかに方法は考えられなかったのですか。
「わたしに知識があれば、弁護士を呼んでもらうとかの方法があったのでしょうけど。時間切れになる前に『では、わかりました。その方向で処理してください』と言ってしまいました。取り調べが始まったのが午後4時過ぎで、決断したのは午後4時30分くらいかと思います」
─ 事実とすると、午後5時までの書類作成とマスコミ公表は脅迫と感じなかったですか。
「マスコミ公表はわたしにとって脅しの決めせりふで、弁護士に恐喝罪として告訴できないかと相談しました。事実関係はどうあれ、警察が一方的にマスコミ公表すれば、どうなるかは分かっているわけで、例え無実が実証されても、ものすごい被害を受けることは分かりきっています」
─ 犯行をしていないのなら、なぜ否認し続けなかったのですか。
「1998年の事件も公表されると思いました。『もしここで認めれば、非常に軽微なもので、交通違反のようなもので終わる』ということで、交渉に乗ってしまいました。裁判でも自分の判断が軽率だったと反省していますと述べています。予備知識や備えのある人なら違う行動を取れるかもしれません。しかし、そうでなければ8─9割の人が、もしわたしと同じ立場であれば、そう答えてしまうと思います」【続く】
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「私は無実潔白だ」植草一秀氏(4)
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【PJニュース 07月26日】− 「私は無実潔白だ」植草一秀氏(3)からの続き。
◆ 使われた1998年の事件
─ 1998年の事件というのは何ですか。
「すでに報道されていますが、98年にも今回と同じようなことがありました。東海道線の上り電車、平塚の講演の帰り道、横浜─川崎駅の間、女性2人が座って寝ているような状況で、わたしは反対の通路側に向き合って座っていました。当時、太もものところに湿疹があり、何度かかいたとことを覚えています。車掌さんが通りかかったとき、女性の1人が『この人ちょっと感じが悪いんですが』と言われました」
─ 車掌にはどう説明したのですか。
「わたしが変なことをしたと疑われ、そういう場合は女性がすべての権限を持ってしまいますから、もし不快な思いをさせてしまったなら申し訳ないと言いました」
─ その後の取り調べはどこで行われたのですか。
「駅の鉄道警察に連れて行かれて、いろいろと調べを受け、ありのままに答えました。荷物をひざ上において手で押さえていたのですが、電車が揺れたときに、小指が女性のひざにふれたことを警官に問われ、ほんの一瞬の0.01秒ぐらいでしたから、『一瞬、小指がふれました』と状況を踏まえて説明すると、『それはふれたではなく、触ったということだろう』と言われました。わたしは日本語の表現の問題ですと否認を続けました」
─ 最終的に認めたのですか。
「触ったと認めなければ帰れないという状況で、机を叩き大声を上げられました。『そうは言っても罪になることは一切していません』と否認し続け、押し問答しているうちに、4時間近く経過し、夜の11時近くになっていました。『もう時間切れだから認めなければ逮捕だ』と大声を上げて、歩き去ろうとしたので、驚いて『ちょっと待ってください。どうしたらいいんですか』と問いかけました。『触ったと認めて、上申書をここで書けば帰してやる』ということで、本当に帰してくれるかどうか確認し『わかりました』と告げ、その後すぐ釈放されました」
─ 弁護士に相談することを考えなかったのですか。
「そのとき弁護士に相談するなどして、示談にするとかの方法を取ればよかったのですが、誰にも言えずにそのままにしておりました。5月か6月に検察から呼び出しがあったとき、女性の検事に再度状況を訊かれたので『実は・・・』という話を始めたら、『あなた、こうして上申書を書いているでしょう』と大声で言われたので、『わかりました』と言って罰金を払いました」
─ 当時、マスコミには出なかったのですか。
「その時はすでにテレビに出ていましたから、変な形で伝わるのを大変恐れていましたが、マスコミには出ませんでした」
─ 今回の事件でその98年のことがなぜ露出したのですか。
「品川の交番で『以前、神奈川で何かあったでしょう』とまったく関係のない警官が知っていたのを覚えています。今考えると、そのときの情報をかぎつけて何らかの工作がされたのではないかとも考えました。高輪警察署で、実際にそのことにも触れられましたし、『もう5年以上過ぎていましたので累犯にはならない』という言い方をされました」
─ マスコミに98年のことが出たことに関してはどう感じますか。
「とにかく、マスコミに出ることを非常に考慮しました。大変大きなことでしたから。調書作成の最中に98年のことを聞かれ、さきほど説明しましたように『車掌さんが来たときに、前に座っていた女性から感じが悪いと言われました』というと、『ああ、分かった。分かった』と話を遮られ、後で分かったことですが、列車の中で自慰行為をしていたと勝手に書き込まれていました」【続く】
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◆取り調べか交渉か
─ そのほかに関しては、調書作成はきちんと行われましたか。
「調書作成が品川の場面まで来ると、『両手をそろえて立っていただけです』というわたしの答えに、警官が調書作成を打ち切り、ドアを開けて『否認』と大きく叫びました。それで、4月8日の調書は結局、否認で調書作成は中断となりました」
─ それで弁護士を依頼したのですか。
「その後いろいろとありながら、夜8時過ぎに弁護士と連絡を取るようにと言われました。以前、痴漢の冤罪で無実を勝ち取った弁護士に連絡が取れましたが、その警官が『書類の提出が土曜日で日直検事が担当することになるので、検察と話が通せる弁護士にしなさい』といわれました」
─ 弁護士を代えたのですか。
「わたしの知っている検察出身の弁護士に連絡し、警官とその弁護士が直接話を始めました。そして、弁護士より、警官の言うとおりに話を合わせるようにとの指示を受けて電話を切りました」
─ 4月9日(金曜日)に取り調べがありましたか。
「その9日(金曜日)の午前中にもう一度取り調べがあって、その警官に任せて短期処理ですべてを終わらせるつもりでいましたから、警官のいいなりで調書が作られました。その後、弁護士が面会に来たときに『本当にわたしはやっていないのですが』というと、『そうは言っても警察の「現認」はひっくり返すのが非常にむずかしいから、このまま合わせて罰金で済ました方がいい』と言われ、わたしもそのつもりになりました」
─ 検察官に会いましたか。
「10日に検察に行きました。前日、『この犯罪はのぞいていなくても、のぞこうとしただけで罪になるので、のぞこうとしたというだけでいい』と警官に言われたので、最終的に出来上がった調書では、『鏡を使ってのぞこうとした』ということに同意をしました。ところが、検察官に聞かされた内容は『鏡を使ってのぞいた』と変わっていました」
─ 調書の内容が変わっていたということですか。
「前の日に打ち合わせを終え完璧だと思っていた調書の内容が違っていたので、『のぞいたではなく、のぞこうとしたです』と訂正を入れると、その瞬間に面接が終わってしまいました。検察官が机の上に拘留請求書を置いてわたしは帰されました。今日全部終わって、罰金で済むつもりで100%信じていましたところ、話が変わって、拘留になるのではないかと思い始めました」
─ 警官が勝手に内容を変えたということですか。
「後からわかったのは、警官の言うとおりに同意して作った書類と検察に送る送致書の内容をあえて違えて送っていたのです。もともとつじつまが合わないようにして。警官ははじめから拘留になるように仕組んでいたと考えられます」
─ それで全面否認へ変わったのですか。
「これは、神がわたしに真実を述べて戦えと指示していると思って、そこから、ものすごいエネルギーが湧き上がり、命をかけて戦おうと立ち上がりました。4月10日(土曜日)に全面的に戦う気持ちになったとき、そういえば、エスカレーターの上に防犯カメラがあったことを思い出した。これで、警官との水かけ論を終わりにできると。裁判所での拘留質問では、わたしが現場で押さえられたという現行犯でもないし、しかもこうして拘留されるのは、あきらかに人権侵害だと訴えました。『防犯カメラがあるので、徹底的に見てほしい。わたしの前の女子高生はそれほどのミニスカートではなく、状況そのものがのぞけるようであったかをよく調べてほしい』と言いました」【続く】
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(2)http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1296020/detail
(3)http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1298166/detail
(4)http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1303069/detail
(5)http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1305758/detail
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