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□米国:自動車免許不正取得未遂で終身刑 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/world/0609/0609221592/1.php
米国:自動車免許不正取得未遂で終身刑 2006/09/23
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【サンフランシスコIPS=アーロン・グランツ、9月14日】
カリフォルニア州のサントス・レイエスさんは、文字の読めないいとこに代わって自動車運転免許の筆記試験を受けていたところを逮捕され、終身刑に処された。現在服役6年目だ。
終身刑という厳しい刑が科されているのは彼の前歴と関係がある。彼は1981年、17歳の時にラジオを盗んだ。その5年後には強盗で逮捕された。その後の11年間には、仕事に就き、家庭も持った。しかし、先述のように、免許試験の不正受験で重罪に処されてしまう。
これは、カリフォルニア州が、きわめて厳しい「三振即アウト法」を持っているためだ。重罪に3度処された者は、3度目の罪がどのような種類のものであれ、かならず25年以上の懲役か終身刑に服さねばならない。
しかし、レイエスさんを支援するカリフォルニア州緑の党の同州知事候補ピーター・カメジョさんによれば、レイエスさんが不正受験をしなくてならなかったのには、次のような事情がある。
レイエスさんとそのいとこは、ともにメキシコからの不法移民で、運転免許を正当に取得することができない。しかし、仕事のためにはどうしても車を運転することが必要で、仕方なく不正受験したのだという。「警察が無免許の人間を見つけたら、どうするかわかるだろう。車を持っていって、それを返してはくれないのだ。国はそれを売ってお金に換える。これはある種の強盗だ」とカメジョさんは語る。
「カリフォルニア三振法の改正を求める家族の会」(FACTS)によれば、三振法によりカリフォルニアで終身刑に服している人々は4500人もいるという。FACTSは、きわめて重大な罪を犯したときにのみ終身刑を科せるよう法改正することを求めている。
しかし、こうした要求へのバックラッシュ(反発)もある。2003年には、不法移民から運転免許を取り上げることを公約としたシュワルツェネッガー氏が、カリフォルニア州知事に当選した。2004年にアリゾナ州議会は、「提案200号」によって、不法移民に州のすべてのサービスを受けさせることを禁止している。
カリフォルニアの「三振即アウト」法と不法移民への厳しい政策について報告する。(原文へ)
http://ipsnews.net/news.asp?idnews=34723
翻訳/サマリー=山口響/IPS Japan加藤律子
IPS関連ヘッドラインサマリー:
「自分たちで国境を守る」と不法移民の監視に当たる民間組織「ミニットマン」
http://www.janjan.jp/world/0606/0606216446/1.php
(IPSJapan)
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