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http://www.excite.co.jp/News/odd/00081158368155.html
［ニューヨーク 14日 ロイター］ 時代遅れの靴は消え去った。ラブラドゥードルがスコッチ・テリアに取って代わり、マクドナルドのフレンチフライやスターバックスのコーヒーカップが登場した。これらは新しく発売される米国版「モノポリー」の駒だ。
木曜日に新発売されるボードゲーム「モノポリー」には、マクドナルドやスターバックス、モトローラなどの企業のブランド商品が盛り込まれているが、メーカー側は「宣伝活動に加担しているわけではない」と強く主張している。
これまでモノポリーに登場していたマスの一つ、「ボードウォーク」は「ニューヨーク・タイムズスクエア」となり、プレイヤーの駒には新たに「トヨタ・プリウス」、「モトローラ製携帯電話・RAZR」、「ニューバランスのランニングシューズ」も登場する。
「モノポリー」のメーカーである米国最大手の玩具メーカー・ハスブロ社によると、これら企業の商標を使用することについては事前に許可を得ているという。
ハスブロ社の広報担当者はロイターに対し、「契約金などは一切受け取っておりません。スポンサーの契約をした、ということではないのです。新モノポリーに登場するブランドは、現在の米国のポップカルチャーを反映したものです」とコメントした。
しかし、非営利団体「コマーシャル・アラート」からは苦情が発生している。
同団体の役員、ゲイリー・ラスキン氏は「子供たちも遊ぶゲームなのに、ジャンクフードやカフェイン飲料を売り込むとは、ハスブロ社は何を考えているんだ。子供たちの健康をもてあそぶことになる」と述べ、怒り心頭なようだ。
止まると最も高い金額を支払う羽目になる2つのマス、「ボードウォーク」と「パーク・プレイス」は消費者の投票に基づき、それぞれ「タイムズスクエア」と「フェンウェイ・パーク（ボストン）」に変更された。
また、もはや流行しているとは言えなくなった「スコッチ・テリア」を廃止し、新たにラブラドールとスタンダードプードルを交配させて生まれた「ラブラドゥードル」が駒として登場した。
プレイヤーにペナルティーを科したり、利益をもたらしたりする「チャンスカード」や「コミュニティ・チェストカード」にも現代社会を反映したイベントが盛り込まれ、「リアリティー番組に出演して10万ドル手に入れた」という内容のカードが登場した。
http://image.excite.co.jp/feed/news/extnews/extnews_2006-09-14T001928Z_01_NOOTR_RTRIDSP_2_OUKOE-UK-LEISURE-MONOPOLY.jpg
これまでモノポリーに登場していたマスの一つ、「ボードウォーク」は時代を反映して「ニューヨーク・タイムズスクエア」へと変わった (ロイター/Hasbro/Ray Stubblebine/Handout)
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