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稲わらからバイオ燃料 ホンダなど新技術
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20060915/mng_____kei_____002.shtml
ホンダは十四日、稲わらなどから自動車用燃料などに使われるバイオエタノールを製造する新技術を地球環境産業技術研究機構(RITE、京都府)と共同開発したと発表した。バイオエタノールは燃焼しても大気中の二酸化炭素(CO2)総量を増やさないため地球温暖化防止に役立つとされる。ホンダは、二−三年かけて製造技術の確立、実用化を検討する。
エタノール車の普及が始まっている米国やブラジルでは、エタノールをトウモロコシやサトウキビなど食料とする植物から製造しており、近い将来、食品業界と燃料業界の間で、農産物の奪い合いが懸念されている。
これに対してホンダとRITEは、稲わらをはじめ、食用としない雑草の植物繊維をも原料にできる新技術を開発した。コストを大幅に引き下げ、大量に製造できると期待される。
植物繊維を原料にエタノールを製造する過程では、発酵を妨げる物質が発生するのが障害だった。新技術では、製造過程でRITEが開発した菌を加えることにより、発酵を妨げる物質がほとんど出なくなり、製造効率が飛躍的に向上。燃料として利用できる原料の幅が広がるのが利点だ。
年内にブラジルでエタノール車の生産、販売を予定するホンダは、エタノール燃料の普及にも関心を示し、研究を進めていた。一年ほど前、RITEの研究が有望と判断し、資金と人材を投入していた。RITEの湯川英明グループリーダーは「(農産物の価格が高い)国内でエタノールの原料を将来、調達するのは経済的に難しいが、アジア諸国と協力して製造体制を確立できれば、エネルギー調達先の多様化が図れる」と述べた。
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