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(回答先: Re: 浅い知識しかなく恥ずかしいです。勉強し直します 投稿者 たかす 日時 2006 年 8 月 31 日 11:27:16)
いやいや、たかすさんのご指摘は「ズバリ!直球ストライク!」です。
私のレスは、もし本格的な論争になった場合に「突っ込まれるだろうな」と思われる点をフォローしただけのものであって、たかすさんのご指摘は「ズバリ!直球ストライク!」です。もちろんそれだけで「バッター、アウト!」というわけではありませんが。
他の方からご指摘のあるとおり「最大の」をどう見るかは多少問題でしょうが、それは別にしても、ユダヤ人Jewsを「不可蝕選民(?)」(あるいは「不可蝕貴民(?)」)にしてしまい、ユダヤ民族Jewish Peopleをイスラエルの『利権受け入れ口』にした最大のファクターが、やはりナチの行為であり「ホロコースト」だったことは、まぎれもない事実だと思います。
私は今まで、ナチスとシオニストがどれほど深くつながり、シオニストがいかにナチスを上手に利用してきたのか、そしてアイヒマンなどのようにシオニストに全面協力したナチの実体を、翻訳を通して日本に紹介してきました。
さらにその周辺にバチカンがあり、スターリンのソ連、ロウズベルトとトルーマンの米国があり、ロスチャイルドやブッシュ家などを含む欧米の資本化がおり、ブロンフマンやランスキーといった米国ユダヤ・マフィアがおり、といった具合で、それらが総出で
「国家群を縦走する国家」であるユダヤJewryの一部を地図の上で実体を持つもの、つまり「ユダヤ国家」に仕立て上げたわけです。
ご指摘の通り、広い意味の「ユダヤ教徒」を「不可蝕《選民》」としての「ユダヤ人」「ユダヤ民族」にしたのはナチスの大きな働きによるものです。私は今までにここまでの鋭い指摘を目にしたことはありません。よくぞズバリと一言でまとめていただいた、と感謝しています。
「オウム人」などは例としてはどうかなと思う点が無いわけではありませんが、一つのイメージを作る意味では優れた比喩だと思います。仮に一つの宗教集団が何百年も続き、その信者の血統が各国で独自の集団を作りながらお互いに連絡を取り合って独自の権力構造を持ち、内部にはその宗教を信じる者も信じない者も抱えながらある種の共同体を築いていった場合、さらにそこに起源の違う人々が入りそれが多数派になっている場合、余程の強いインパクトと特殊な状況がない限り「〜民族」「〜人」とはならないでしょう。
ユダヤの場合にはそれは「反ユダヤ主義」の存在、そして決定的な要素になったのが「ナチによる迫害」ですね。
だからこそ、伝統的な宗教を守ろうとしているユダヤ人たちにとっては、シオニストは「ナチと手を組んでユダヤ教を破壊した最大の裏切り者」ということになります。
ナチスの行為の意味は様々な面を持つでしょうが、たかすさんの指摘されたことはその名なの極めて重要な要素を『ズバリ!直球ストライク!』で表に出したものだ、と考えています。
ではまた。
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