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(回答先: 「子猫殺し」直木賞作家 タヒチ刑法に抵触か [J-CASTニュース] 投稿者 white 日時 2006 年 8 月 28 日 19:53:41)
下記の私の投稿の中で、書き忘れたので再び投稿を。
タヒチの現地人の現実について、認識がなさ過ぎる。あきれた話。
http://www.asyura2.com/0601/bd45/msg/608.html
投稿者 Sun Shine 日時 2006 年 8 月 27 日 08:33:22: edtzBi/ieTlqA
タヒチで代表されるフランス領ポリネシアの中にツアモツ諸島(Tuamotus)というのがあるが、ここにあるムルロア環礁(Moruroa )で、フランスは1960年代から1996年まで、大気中で少なくとも44回以上、海底で少なくとも115回以上は核実験をしている(詳しい数字は下記)。
そのため私が何年か前にポリネシアに行った時、末期の白血病患者達にも出会った。このことを忘れてはならない。
太平洋上には大きく分類して、メラネシア、ミクロネシア、ポリネシアと呼ばれる地域があるが、これは西洋が分類した区分けであり、大昔から海洋民達はカヌーを操り、自由にこれらの地域を行き来していた。
ところが良い悪いは別にして、ポリネシアがフランス領であるが為に、ポリネシアのすぐ隣のクック諸島までは、12の国が共同で資金を出し合って作った「南太平洋大学(Univ. of the South Pacific)」の通信教育を安い授業料で受講することができるが(無料もある)、ポリネシアではそれができず、タヒチの中にある通学制の小さな大学に行くしかない(南太平洋大学には通学生のためのキャンパスもいくつかある。アメリカも資金援助をしているので、こういうことを書くとまた「CIAのエージェント」とか「CIAの忍者」とか言われるかもしれないが・・・笑)。
元来、太平洋海洋民族はポリネシア文化圏という大きな文化圏の中にあり(沖縄もその中にあるといわれている)、自由に往来していたのに、アフリカと同じように西洋人によって線引きされているという現実がある。
この坂東とか言う作家については全く知らないが、阿修羅流に言えば、彼女自身、「社会的問題意識の皆無な、平和ボケしたB層国民のメンタリティー」そのものを体現しているのではないか。
こんなくだらない例をあげて、「現代社会に生きる生と死」の問題とやらを神妙に書かなくても、ほかに沢山テーマは転がっているのではないか。タヒチの現地人の「負」や「暗闇」に視点をすえれば、アメリカの植民地・日本の「負」や「暗闇」がより鮮明に分かるのではないか。もっとも、そうするためにはいくばくかの社会科学的な基礎知識も必要だが・・。
**余談だが、ミクロネシアにポンペイという島がある。ここもほかの島しょう国同様に、鶏、豚、犬などを放し飼いにしているが、ここでは犬を食料にしているので、犬をひき殺したら罰金を支払わなくてはならない(100ドルだったか?詳しくは覚えていないが)。彼らは必要なだけ犬を殺して食べるのであって、むやみやたらと殺したりはしない。
そういうことも理由としてあるのかどうかは判らないが(笑)、あちらの犬達は人間を見ても決してほえない。実にゆったりとして、可愛らしく、人なつこい。まるでほえると殺されるということを本能的に知っているかのようなのだ。
http://www.thebulletin.org/article.php?art_ofn=mar90danielsson
http://eagle.westnet.gr/~cgian/medenv.htm
http://en.wikipedia.org/wiki/Tuamotu
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