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バイオマス(生物資源)って何だろう?(7)〜近自然森林管理(1 ...
http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/kinshizen/20050428_1242/
愛媛県の絶滅のおそれのある野生生物 愛媛県版レッドデータブック掲載種
http://www.asahi-net.or.jp/~SG4H-HRIZ/dic/endangered/endangered-eh.html
森林伐採進むインドネシアで新しい挑戦 木材のフェアなトレード目指して
http://www.wwf.or.jp/activity/forest/news/2006/20060415.htm
(貼付け開始)
かつては広大な熱帯林に、国の全土が覆われていたインドネシア。すでに、国土の大半では天然の森が失われてしまいましたが、今も木材が国の重要な輸出品であることに、変わりはありません。日本も毎年、インドネシアから多くの木材を輸入しており、その量は日本全体の輸入量の約7%を占めています(*1)。しかし、現地では森林の保全や管理が行き届いておらず、日本に輸出される木材も、その70〜80%が、違法な伐採や取り引きによるものといわれています(*2)。そのような中で、森の生態系に配慮しながら、森林事業に取り組むインドネシア企業が現れました。
テッソ・ニロの森林保全
http://www.wwf.or.jp/activity/forest/irrigal/indonesia/tesso/index.htm
日本とのかかわり
テッソ・ニロのあるリアウ州では、2003年の一年間に紙パルプを生産するため伐採された熱帯雨林の面積は、最低でも約4万ヘクタールといわれています。この面積は、東京ドーム約8,500個分に相当します。
リアウ州と隣接するジャンビ州にパルプ工場を持つAPP社は、州内で伐採に携わっている、インドネシアでも最大級の紙パルプ企業ですが、同社は年間、インドネシアの総生産量の約40%にあたる、約250万トンのパルプと、375万トンの紙製品を生産していました。
主な市場を海外に持つAPP社は、25億ドルに相当すると言われる、約250万トンの紙製品を輸出していますが、日本もまた、その市場の一つになっています。
2002年の一年間に日本が海外から輸入したコピー用紙は26万2,600トン。そのうち、21万4,611トンは、インドネシアから輸入されたもので、APP社はその中でも最大手の製紙会社でした。紙を含めた木材の大量消費国である日本は、インドネシアの熱帯林の問題に間接的に大きくかかわっているのです。
WWFはインドネシアを始め、アメリカ、ドイツ、スイスなど、各国のオフィスが協力して、この問題に取り組み、スマトラ現地の活動だけでなく、木材の市場である各国でも、取り組みを行なっています。
WWFジャパンも、スマトラ島の熱帯林伐採権を持っている最大手二社、APP社とAPRIL社から紙を購入している日本国内の企業に対し、森林破壊の現状に関する情報を提供しながら、スマトラ島の森林保全を実現するための協力を呼びかけています。伐採に直接携わっている現地の製紙会社に対し、高い環境意識を持つ日本の企業が適切な業務改善の要請が出されることは、スマトラの森を保全する大きな力となります。
企業や社会の意識を変えてゆくのは、一般の消費者です。消費者が、その企業の姿勢を問いつづけることで、森林の保全に向けた取り組みが後押しされるのです。WWFジャパンは2004年度も、森林保全活動の柱の一つとして、日本の関連企業に対する働きかけを続けると同時に、現地スマトラ島での自然林の回復や、違法伐採の調査活動を支援してゆきます。
WWFの取り組み
http://www.wwf.or.jp/activity/forest/irrigal/indonesia/tesso/wwfaction.htm
紙パルプ企業への働きかけ
日本をはじめ、世界各地にスマトラから大量の紙を供給しているシンガポールの二つの製紙会社APP社とAPRIL社に対し、森林の利用計画の見直しと、違法行為の規制を要請。2003年8月には、WWFとAPP社との間で取り交わした同意書の中で、同社が特に重要な地域の森林を保全し、持続的に木材を利用する計画を策定するという約束を取り付けました。
この同意書によって、APP社が伐採権を持つ、リアウ州の泥炭湿地林5万8,500ヘクタールが、永久保全されることになりました。
各国企業への働きかけ
スマトラ島で生産された紙パルプを輸入している各国の企業に対し、紙パルプの供給元にあたるAPP社とAPRIL社への働きかけを行なうよう、求めています。スマトラの森林保全を間接的に行なってゆくため、WWFジャパンも現在、日本でこの取り組みを行なっています。
(貼付け終了)
アマゾンの子どもたちから 日本の子どもたちへ 森へおいでよ!
http://mori-e-oideyo.onephrase.com/index.php
森はいのち(ふるさとの森づくり)
http://www.manabi.pref.aichi.jp/general/01120358/0/sousyo55/section8.htm
(貼付け開始)
熱帯林の再生
東南アジアの熱帯雨林
日本列島南北3000kmで市民の皆さんに植えていただいた600か所はすべて成功しています。このノウハウで、今日本で問題になっている東南アジアの熱帯林の再生にも全力を尽くしています。1978年からボルネオの熱帯雨林を調べました。1日に100匹以上のヤマビルが付くのを100円ライターで焼きながら、木の上へ泊りながらのみじめな調査でした。まず、何が本物か原生林の中で調べます。主木のラワンの超高木の下には1500本くらいの子分の木がいて、これらがお互いに競争しながら共生しています。こういう超高木が日本企業によって切られて、いろいろと問題になり、日本が批判されています。しかし、よく考えるとこの木のおかげで、現在の我々の生活があるともいえます。単に一部の企業を責めただけでは十分な効果が上がりません。その後、どのようにより良い森を回復するかが重要です。
一般に最も強い森とみられている熱帯雨林の立地は、実は砂上の楼閣と言えます。一度木を切ると、一雨降るごとに何mもの土砂が流れてしまいます。特に、焼きますと、植物も人間も90%は皆空気に還元されて、すべて駄目になってしまいます。
私たちは、1990年から、三菱商事の協力を得まして、マレーシア農科大学と協同研究で、日本で得たノウハウすなわち「ふるさとの木によるふるさとの森づくり」をボルネオで世界で初めて実行しました。まずマレーシア農科大学の若い人にお願いしたり、おだてたりして、30mの木の上に登らせて揺するのです。そうすると、羽子板の羽根みたいなラワンの種がポロポロ落ちてきます。それを拾って、苗づくりから始めます。今まで、熱帯雨林は一度破壊すると、再生不可能と言われていました。花が咲かないし、実が実らない、実っても虫に食われて拾えない、拾って植えても芽が出にくい、芽が出ても大きくならない。それを芽を出すことができました。芽が出たところでポットに入れ、3年間で、主役の木33種類、36万本のポット苗を作ることに成功しました。私は、三菱商事の皆さんに、「研究費を出しただけでは駄目である。血を流せとは言わないが、共に汗を流そう」と呼びかけ、慶応ボーイの環境管理室長や東大の法科を出た次長まで皆、現場に出てもらいました。初めは、もたもたしていたのですが、だんだんたくましくなりまして、一緒に育ててもらいました。これが、国際会議でも発表している、私の熱帯雨林再生のシステムです。種を拾って、水に浸けて害虫を殺し、植えて芽が出たところでポットに入れ、だんだん光を強くしてポット苗をつくり、現場で混植密植します。すると、今まで500年、600年かかると言われていた熱帯雨林の再生が40年〜50年で成功するわけです。
アマゾンの低地熱帯林
今、日本というより人類にとって一番問題になっている南アメリカのアマゾンの熱帯林の低地再生にも全力を尽くしています。アマゾンの原生林は地球の緑の肺とも言われています。炭酸ガスを一番よく吸収し、酸素を大量に放出する所です。
よく見てください。これが本当の原生林の姿です。原生林とは、老大木から若木まで、いろいろな種類のいろいろな大きさの植物がいがみ合いながらも、少し我慢して共生している状態です。ここで年寄りはいらないと言って、老大木を切ってしまってもこの森は駄目になります。若者はいらないと言って、下草を刈っても駄目になります。すべての生き物がいがみ合いながら、共生しているというのが本当の姿です。今日お聞きの奥様方、家に帰るといやな姑がいるかもしれませんが、それは、自分が生きるために、相手も共に我慢して生かさなければいけないのだと知ってください。家庭でも地域でも、我慢、我慢。あらゆる地球上の生物は、すべて我慢しなければ生きていけません。我慢して共生しているのが、最も強い自然の表現力であり、本当の森の姿であること、そして、人間社会の原点であることをご理解いただきたい。
私たちは、日本から東南アジアのノウハウを携えて、まず原生林へ入り、何がそこの親分か調べました。偽物がけっこう親分みたいな顔をしていることがありますので気を付けなければいけません。まず、主木を調べてその種を拾うことから始めます。日本で2年かかるポット苗が、ここでは半年でできます。パラ農科大学と協同研究で、15万本のポット苗を半年でつくりました。第一回は、リオの国際環境会議の10日前に、日本人小学校の皆さんにも出ていただいて、アマゾンの熱帯林の再生に取り組みました。それが、何と、5年で10mにもなりました。以後、毎年2月から3月に、若い女性から高年者まで共に額に汗し、ベレンを中心に九州と同じくらいの広さで植樹祭をやっています。希望者がありましたら、ちょっと遠いですが、是非行っていただければと思います。
(貼付け終了)
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