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[参考情報]“力づくで”を“合意の上で”にすり替えただけの対北朝鮮決議の「実に貧相な安保理採択」(加除修正版)
<注>当期時は別板にアップ済みですが、かなり加除修正がありましたので、再度投稿しておきます。
【画像解説】
ボッス『鳥の顔をした怪物』(“地獄の園”の快楽、右側の部分)Hieronymus Bosch(ca1460-1516)「Garden of Earthly Delights、Detail of bird-headed monster (right wing) 」c. 1504; Triptych, plus shutters; Oil on panel; Central panel, 220 x 195 cm; Wings, 220 x 97 cm; Museo del Prado, Madrid
・・・お手数ですが、大きな画像は下記URLをクリックしてご覧下さい。
http://art.pro.tok2.com/B/Bosch/bo06d.JPG
ボッスは、ネーデルラント初期ルネサンスを代表する独創的な画家で、ここに描かれているのは中世を支配していた空想的世界と近代リアリズムが融合した“狂気の最中に取り込まれた現実”です。多極化しつつ混迷を深める現代世界を暗示しているようで不気味です。この時の世界最大の“寄生的権力者”、スペイン帝国(日の没することなき帝国)の皇帝フェリペ2世は、どのような感慨でこの絵を観ていたのでしょうか?
我が日本国の安倍晋三官房長官は、2006.7.16に北朝鮮の弾道ミサイル発射問題を巡る国連安保理決議が全会一致で採択されたことを受けて、“我が国が求めていた(徹底的な経済・軍事)制裁を含む拘束力のある決議との立場を反映できた素晴らしい決議だ、と歓迎する談話をニコヤカニ発表しました。
しかし、その実体は国連憲章・7章(徹底的な経済・軍事制裁)の削除で実質的に無意味で形式的な、ただ各常任理事国(サンクトペテルブルグ・サミットに雁首を揃えた各首脳)の顔を立てるだけの決議です。ハッキリ言えば、各常任理事国がお互いの立場を愛し合い舐めあっただけの薄気味が悪い結末です。
それにもかかわらず、日本の各メディアは日本政府の真摯で積極果敢な(先制攻撃論をブチ上げた)努力が実った成果だと大政翼賛の提灯を振りかざすばかりです。日本海の彼方から、金正日の日本を小ばかにした嘲り笑いの声が聞こえてくるようです。
一方、今の日本は“弱者に冷酷な変人・小泉首相”のおかげで、社会全体の錘(おもり)が着実にズボンの片方へ逸れつつある“ソシエテ・デリヴァーン”( Societe derivante=Drifting society/右側へ向かって漂流する社会・日本 )となっています。
しかも、タイミングが良いことに下のニュース(★)に接すると「“Dancing Koizumi” → “Gambler of roaming the World”=(昔懐かしいギャグ漫画)さすらいのギャンブラー → 昔スーフリ(噂の)の結城純一郎 → Le criminel de viol qui flane = The rape criminal who loiters =(“和訳”はお察しのとおり)」を連想させられます。
★『小泉首相:米大統領とフォークダンス 夕食会で上機嫌』http://www.main
ichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20060716k0000e010010000c.html
どうやら、日本国民は“老若男女と前後の区別なく十分に用心をする”に越したことはないようです。なにしろ、風聞によると、変人で遊び人でスタミナたっぷりで悪趣味な奇人・宰相の本性は、相手・時・場所を選ばぬ“Le criminel de viol qui flane”なのだそうですから。
日本の多くの善男善女は、これからますます、変人・宰相(及び、その正統な後継者)にド肝を抜かれたり、生き血を吸われたり、楔を打ち込まれたりせぬよう十分に用心する必要があるようです。
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