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(回答先: 横レス雑談失礼いたします。 投稿者 haru 日時 2006 年 7 月 14 日 19:20:23)
Haruさん、レスありがとうございました。
チャーリー・パーカーもセロにアス・モンクも好きですが、私はマイルスも大好きです。やはりマイルスは天才だと思います。レコーディング中に狂ったように人が変ってしまうということは、必ずしも人格破綻者ではない(笑)。3人とも麻薬をやっていましたが、そのこととレコーディング中の豹変振りはまた別問題だと思います。
マイルスについては、17歳の時に彼に見出されて、彼のレコーディングに参加したことがある、あるミュージシャンから聞いた話ですが、マイルスは彼の噂を聞いて、ニューヨークはブルックリンにある彼の家まで自分で真っ赤なスポーツカーを運転してやってきて、彼を乗せ、マンハッタンにある高級住宅街のマイルスの家まで連れて行き、プレイをさせ、色々な話をして、また自分で運転して彼の家まで送ってくれたとのこと(この帰り道にマイルスは交通事故にあったということ)。この時、音楽について色々話してくれたことはその後の自分の音楽に対する姿勢となった、というような話でした。
彼は非常にシャイで、黒人としてのプライドの高い、純粋で、クリエイティブな人だったということは今更ながらいうまでもないことですが、偽善と虚飾が大嫌いだったので、他人思いの行為をやっていても、そのように見せず、わざとつっけんどんに、ワルを演じていた。他人思いの、大変優しい人でした。
彼は人と話をするとき、非常に小さい、ハスキーな声で、まるで音楽以外の他のものには全くエネルギーを使いたくないという感じの人でしたが、面白いことに、マイルス学校の生徒達(彼のバンドでやったミュージシャン達)は、それを真似するのかどうか知りませんが、同じような話し方をする人達が多いようです。
チャーリー・パーカーは父親が同じくジャンキー(麻薬中毒者)で、「俺は生まれついてのジャンキーだ」というせりふが彼の自伝的映画「バード」に出てきますが、可哀想でしたね。
Sun Shineというのは、本当はSunshineとなるのですが、人の名前のような感じでこのようにしました。オーティス・レディングの歌にありますね。
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