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□ネオナチに反対するためナチスのシンボルを使用した男、無罪を主張=ドイツ [ライブドア・ニュース]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2503073/detail
ネオナチに反対するためナチスのシンボルを使用した男、無罪を主張=ドイツ
【ライブドア・ニュース 09月28日】− AP通信によると、ネオナチなど極右勢力に反対の意思を示すため、ナチスのシンボルマークを使用したと主張するドイツ人の男に対する公判が27日、シュツットガルトの裁判所で開かれ、検察側は、罰金6000ユーロ(約90万円)を求刑した。
ドイツでは、第二次大戦後、ナチスが使用したシンボルマークなどを公に展示することや、複製することなどを禁じ、これらの行為を違法としている。
検察側は、ユルゲン・カム被告(32)が、通信販売業を営み、ナチスのシンボルマークなどがついた商品などを販売していたと指摘した上で、罰金刑を求めている。検察は、「ナチスのシンボルマークが、このような目立つ方法で人の眼に触れるのを許すべきではない」と強調。今回の裁判を通じ、公の場での同シンボル使用で全面禁止に持ち込みたい考えだ。
一方、弁護側は、同被告が、ネオナチなどの極右勢力と戦う意思を示すため、ナチスのシンボルマークを使用したと主張。カム被告は、「ナチスに反対する場合の同シンボルの使用は違法とするべきではない」と訴えている。
判決は10月6日に言い渡される見通しだが、双方は徹底抗戦の構えを示しており、どのような判決になっても、どちらかが不服として控訴するのは避けられない情勢だ。【了】
ライブドア・ニュース 岩城伸也記者
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年09月28日12時14分
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