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□だれやみ評論：金は万能なのか [毎日新聞]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2156270/detail?rd
だれやみ評論：金は万能なのか ／宮崎
東京の女性美容外科医の長女が誘拐された。無事な解決は何よりだったが、後味に釈然としないものが残るのはなぜだろう。
外科医は「高級外車４台を持ち、時給１００万円、月に１億円以上を稼ぐセレブ美女医」などと週刊誌に紹介されていた。苦労もしており、離婚後に長女を育てながら医学部を卒業したという。
「苦労の末に成功する話」の一つに「一杯のかけそば」がある。「泣かずにはいられない感動の童話」として１９８９年にブームとなった。こんな話だ。
大みそかになると、北海道のそば屋で、かけそば一杯を分けあって食べる母と男子２人がいた。事故で死んだ父親の賠償金のため、母親が働きづめに働く貧しい一家だった。
同情したそば屋は、大みそかのたびに３人の「指定席」を空けて待つが、やがて母子は来なくなった。だが１４年後の大みそか、３人は現れた。努力を重ねた長男は医師に、二男は銀行員になっていた。そして、あの日励まされたそば屋に食べに来たのだった――。
この物語への反応の変化を、堀井憲一郎さんが分析している（「若者殺しの時代」講談社現代新書）。ブームの１０年後に「一杯のかけそば」を多くの人に読ませたら、二つの反応に分かれたという。
６９年以前生まれの読者の多くは素直に感動した。ところが７０年以降生まれの多くは「男子２人が医師と銀行員になる点が嫌みだ」と反発したという。６９年以前生まれは「一杯のかけそば」に登場する貧しさを実感できた世代で「貧乏からの脱出」を美談として信じられる。だが、それ以降の世代にとって、医師や銀行員になるための努力は美談ではない。同じ風景が全く別のものに見えているのだ。
反応が二つに分裂する背景には「バブル経済の崩壊もある」と堀井さんは説明する。
「一杯のかけそば」ブームの時はバブル経済の絶頂期だったが、その１０年後は不景気のどん底だ。日本人は、金の威力と同時に、金が万能ではないことも知ってしまった。経済的な豊かさを目指して走り続けてきた社会は、バブル経済の崩壊以降、金がすべてではないことに、うすうすは気づいている。だが、それ以外の価値も見つけられずにいる。
「セレブの女医」の成功が、何だかむなしいものに見えてしまい、事件解決のスッキリ感も薄いのは、そのせいなのだろうか。＜宮崎支局長・大島透＞
2006年07月03日12時58分
▽関連記事
□狙われたセレブ女医の派手すぎる生活 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2155512/detail
狙われたセレブ女医の派手すぎる生活
セレブな美容外科医の令嬢・池田果菜子さん（２１）誘拐事件で連日、ワイドショーは大騒ぎだ。白昼堂々、路上で男たちに拉致された果菜子さんや、娘を心配する母親の優子さん（４７）の様子は痛々しかった。
しかし、ワイドショーを含めたマスコミの関心は事件そのものよりも、セレブな母子の私生活に移りつつあるようだ。優子さんは「目立つと叩かれるものよ」と、院長を務めるクリニックのスタッフに語ったことがあるというが、確かに、かなり目立っていた。
「優子さんは今年２月、フェラーリやロールスロイス、マセラティ、ベンツを所有する美人女医として週刊誌に登場したことがある。６年前には写真誌でＢ９２・Ｗ６０・Ｈ９２のヌードを惜しみなく披露しました。クリニックのＣＭに自らモデルとして出演するなど、もともと、メディアに露出するのが好きみたいです」（美容ライター）
優子さんは金持ちを特集する「ソロモンの王宮」（テレビ東京）、「世界バリバリ★バリュー」（ＴＢＳ）などにも出演。番組で果菜子さんに高級外車をポンと小切手で買ってあげたり、飼い猫の首に３００万円のルビーのネックレスをつけたりしていた。
ワイドショーは優子さんのタレント好きの一面も紹介。ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓの堂本光一の大ファンといい、果菜子さんと一緒に横浜のコンサートに駆けつけたことがあるという。確かに、優子さんの自著「愛とお金があつまる女の条件」を読むと「私が一番好きな男は堂本光一君。顔はもちろん、腕の筋肉がたくましいところも魅力」と書いてある。ちなみに優子さんは小泉首相や森前首相もタイプだとか。セレブの趣味、趣向は奥が深いようだ。
浮世離れして、目立ちまくっていたセレブな池田母子。事件に巻き込まれたのは気の毒だが、ターゲットにされやすいタイプだったようだ。
【2006年6月30日掲載】
2006年07月03日10時00分
□セレブ女医 脱いでいた [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2151968/detail
セレブ女医 脱いでいた
キャッシュで購入した都内一等地の３億円豪邸。ロールスロイスを乗り回し、ワンシーズンの洋服代は４００万円。「テレビを見て計画した」犯人グループが狙ったカリスマ整形外科医・池田優子さん（４７）母娘は盛んにメディアに登場し、「同じ服は２度着ない」と豪語。高級ブランド品を現金でポンポン買う姿も放送された。
優子さんは００年に写真誌でヘアヌードまで披露。「上から下まで、全部ナチュラル」というＢ９２・Ｗ６０・Ｈ９２のナイスバディを惜しげもなくさらけ出していた。叶姉妹も真っ青のゴージャスライフ――。
しかし、「時給１００万円」「月１億円以上稼いだ」と胸を張るが、なぜか昨年まで長者番付へのランクインはゼロ。キャッシュで購入したはずの豪邸には、昨年４月まで２億円の抵当が優子さん名義で付いていた。
優子さんが２０代後半で一念発起、医学を志した経緯も「資産３００億円の御曹司と離婚し、“宝物”の娘に不自由な生活をさせたくなかった」と美談風に紹介されてきたが、生家の茨城・古河市の住民は「御曹司と結婚？ 相手は実家近くの床屋のセガレじゃなかったかなァ。資産３００億？小林（池田さんの旧姓）家の方が、よっぽど裕福でしたよ」……。
一体、どういうこと？
「これまでテレビ局のリクエストに応じ、過剰な演出にお付き合いしたことはあります。“同じ服を２度着ない”こともありません。結婚相手のことは、コメントを控えさせて下さい」（池田ゆう子クリニック事務長・岩本道博氏）
メディアを意識した“上げ底”のセレブ生活が、凶行を招いたとすれば、笑えない喜劇だ。
【2006年6月29日掲載】
2006年07月02日10時00分
□ダ〜レも同情しないセレブ女医 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2148502/detail
ダ〜レも同情しないセレブ女医
カリスマ整形外科医の令嬢・池田果菜子さん（２１）誘拐事件で、犯人グループは「テレビで母親が財産家であると知った。それで犯行を思いついた」と供述していることが分かった。母親の優子さん（４７）はこれまで“セレブ女医”として数々のメディアに登場、華麗な私生活を公開していた。まるで「襲ってくれ」と言わんばかりに……。
「時給１００万円」「月に１億円以上、昨年は１２億円以上稼いだ」
メディアに出ては自らこう言っていた優子さんは、東京・渋谷区の自宅で果菜子さんと２人で暮らしている。１６５平方メートルの土地に地上２階、地下１階、４ＬＤＫ。優子さんはその大豪邸をＴＶで惜しげもなく披露し、３億円の物件を「キャッシュで購入した」と言っていた。
地下の駐車場にはロールスロイス、フェラーリ、マセラッティ、ベンツといった高級車がズラリ。果菜子さんのために買ったベンツは７００万円らしいが、果菜子さんはＴＶで「４回しか乗っていない」と言っていた。
「昨年１月に特番がポンポンと入り、１年間で計１５〜１６本のＴＶに出ました。その効果は大きく、お客さんもどっと増えた。手術は毎日４件とハイペース。豊胸手術は１回１２０万円ですから、大きく売り上げが伸びました」（池田ゆう子クリニック事務長・岩本道博氏）
露出が増えた優子さんは、クリニックのＨＰに「ロールスロイス運転手兼ガードマン募集」との求人広告を掲載していた。
「果菜子さんはテレビで自分も会社社長であることをアピール、名刺を見せていました。たしかに果菜子さんは化粧品会社『ラブハーツ』代表取締役ですが、肩書だけ。事務所はクリニックから徒歩３分ほどの雑居ビルの中にありますが、大学４年生の果菜子さんは出社していません。それでＴＶで“自慢”しますかね」（事情通）
ＴＶ出演が原因なのか、今年１月には優子さんの実家（茨城県古河市）に空き巣が入った。
「４階建ての実家に優子さんの実母がひとりで暮らしています。未明に１階の窓ガラスが割られ、２階居間の金庫から１４００万円が盗まれていました」（捜査事情通）
フツーはこれで気をつけるハズだが、今週も優子さんの番組収録が入っていた。
【2006年6月28日掲載】
2006年07月01日10時00分
□女子大生誘拐 カリスマ女医狙う [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2144870/detail
女子大生誘拐 カリスマ女医狙う
「池田果菜子さんを狙った」――２６日午後、東京・渋谷区で起きた女子大生誘拐事件は、資産家の整形外科医を狙った計画的な犯行だったことが明らかになった。犯人らは女子大生の写真を持っていたという。警視庁渋谷署は２７日未明、中国籍の男ら３人を逮捕、身代金目的誘拐で追及している。
白昼堂々とレンタカーで連れ去り、ケータイで１４回にわたる脅迫電話。 身代金３億円を要求された誘拐事件は、発生から約１３時間で解決した。
誘拐されたのは、有名なカリスマ美容外科医の池田優子さん（４７）の長女で、明治学院大経済学部４年の果菜子さん（２１）。２６日正午すぎ、自宅近くのバス停で急停車したワゴン車に押し込まれ連れ去られた。
通行中の女性（２９）が悲鳴に気づき、車のナンバーをメモして通報したことから、あっさり身元が割れた。車はレンタカーで、ひとりが実名の免許証で借りていた。犯人の動きは警視庁渋谷署の監視下に置かれた。
その後、母親の携帯電話に娘から「車に乗せられてしまったの」と連絡が入り、男が「警察に言えばすぐに殺すぞ」と脅迫。これを含め１４回電話があり、２回目に身代金３億円を要求された。母親が「銀行は１億円なら水曜日に用意できると言っている」と答えると、「そうか」とあいまいな返答に終始。最後の電話では「今なら３０００万円用意できる」とする母親に「あす午前１０時に電話する」と言って通話を切ったという。
警視庁は午後５時前、川崎市内で車を発見して追尾。２７日午前０時４２分にＪＲ川崎駅付近のコンビニ前で職務質問し、韓国籍の崔基浩（５４）と中国籍の李勇（２９）の２人の身柄を確保した。
２人は拉致を認め、娘は川崎市中原区のマンションの一室に監禁されていると供述。２７日午前１時２５分ごろ、捜査員が突入、果菜子さんを保護した。突入時、室内で見張っていた伊藤金男（４９）は改造拳銃１丁を所持し、発射した１発が警部補の頭部をカスった。
計画的犯行にしては、目撃者を気にしない男３人の荒っぽさと、ずさんな手口で墓穴を掘った。
●年収１２億円、フェラーリなど４台
果菜子さんの母、優子さんは、シングルマザーとして果菜子さんを育てながら８９年に杏林大学医学部に進学。卒業後は「カリスマ形成外科医」として活躍し、０２年に「池田ゆう子クリニック」を開院。１カ月に１００件以上の整形手術をこなしている。果菜子さんも優子さんがプロデュースした化粧品会社の代表取締役を務めている。
その一方で、渋谷の高級住宅街に立つ３億円の豪邸で暮らし、フェラーリやロールスロイスなど高級外車４台を保有する優雅でハイソな私生活はマスコミに取り上げられ、親子でテレビ出演することもあった。豪邸もフェラーリも「すべてキャッシュで購入した」というからケタ違いの大金持ちである。優子さんは今年２月の雑誌インタビューでは「時給１００万円。去年は１２億以上稼いだ」「銀行の人が頻繁に集金に来てくれないからクリニックに小型ＡＴＭみたいな入金庫がある」とも語っていた。
【2006年6月27日掲載】
2006年06月30日10時00分
倫理欠くカリスマ美容医・美人女医を放置していいのか [ＰＪニュース］
http://www.asyura2.com/0601/nihon20/msg/186.html
投稿者 white 日時 2006 年 6 月 28 日 10:43:17: QYBiAyr6jr5Ac
誘拐されて当然か？カリスマ美容医 [ＰＪニュース]
http://www.asyura2.com/0601/nihon20/msg/192.html
投稿者 white 日時 2006 年 6 月 30 日 10:25:02: QYBiAyr6jr5Ac
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