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□不正発覚 早大総長選ドロドロ抗争 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/university.html?d=29gendainet02027063&cat=30&typ=t
不正発覚 早大総長選ドロドロ抗争 (ゲンダイネット)
早大理工学術院の松本和子教授（５６）が国の研究費を不正請求した問題が明らかになった。この発覚には総長選が絡んでいるともっぱらだ。
松本教授は９９年度から０３年度にかけ、学生アルバイトを雇った名目で約１５００万円を国に請求。文科省から早大を通じて賃金を学生の口座に振り込ませ、これを個人の口座に還流させていた。足立恒雄・理工学術院長ら４教授も責任を問われる。それはそれでケシカラン話だが、３０日の総長選の決選投票にビミョーな影を落とす。
「ポイントは白井克彦総長による調査委員会で分かったということ。白井総長は１６日に行われた総長選で８４６票を取ったものの、過半数に届かなかったため、２位で５１５票の渡辺重範教授との決選投票が３０日に行われることになりました。両陣営とも票集めに必死ですが、キャスチングボートを握っているのは、３位で４１０票を集めた足立恒雄教授。反総長派の急先鋒で、今回の問題の責任を問われている理工学術院のトップです」（同大事情通）
それでなくても、足立教授率いる理工学術院は白井総長には目の上のタンコブだった。
「３月には足立教授以下、学術院の幹部５人が白井総長に『勇退勧告』の“連判状”をたたきつけました。『白井総長は自分の好みに従って多くの人間を理工の教員に採用するよう働きかけてきた』『組織の動かし方を知らない。個人プレーばかり』などと断罪したのです。不正受給の一件は、その“意趣返し”と同時に、票崩しとみられています」（同大教授）
私大の雄の舞台裏ではとんでもないドロドロ劇が繰り広げられている。
【2006年6月26日掲載記事】
[ 2006年6月29日10時0分 ]
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