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前監督会見 [サッカーのある幸せ]
http://www.asyura2.com/0601/bd44/msg/460.html
投稿者 white 日時 2006 年 6 月 27 日 16:45:05: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: 日本代表ジーコ監督 退任会見全文 [スポーツナビ] 投稿者 white 日時 2006 年 6 月 27 日 16:43:31)

□前監督会見 [サッカーのある幸せ]

 http://d.hatena.ne.jp/helguera/20060627#1151337034

■[サッカー][日本代表]前監督会見 00:50

今、R16のイタリア対オーストラリアの試合を見ていますが、日本が敗退して冷静になってオーストラリアを見ると、悲しいけれど今回の日本代表よりはオーストラリアの方が次に進出するにふさわしいチームですね。日本対オーストラリアの試合を評して「80分間勝っていた」とする言葉も見かけますが、やはり正確に「90分間で完敗」というのが正しい評価なのだろうと思ってしまいます。しかし、ちゃんとした監督で本大会に臨んで、この試合を日本がイタリアと戦いたかったですね。


さて、そのちゃんとしていないと私が思っている前の監督ですが、このような会見をされたそうで(棒読み)。

退任会見全文 スポナビ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200606/at00009672.html

いや、言葉も出ない会見ですね。4年が経過して本番で大失敗をしてから、「今大会で感じたのは、(相手チームとの)体格差だった」と言われても困ってしまいます。それは本番で急に露呈した問題でもなく、事前に分かっていたこと。今さらそれを指摘されたくもありませんね。そして、日本サッカー界は選手のフィジカルコンディションの維持について「世界の最先端の国と接触を持ちながら、交流することが必要」だそうです。発熱した選手を使うことは、世界の最先端だったのですかね(棒読み)。

「監督のさい配以上に、選手の資質が問われる」ということも仰ってますが、「監督が違えばベスト8に行けた」という4年前の発言のVTRを誰か見せてあげてほしいものです。たぶん、忘れていらっしゃるのでしょう。

しかし、クラブから選手を出した挙句に壊されて返された各クラブの関係者やサポーターと実際にドイツで戦った代表選手たちは、この発言をどう思っているのでしょうね。気持ちを考えると、何ともやるせない。

まあ、日本サッカーの恩人とは言え、すでに退場していく方に対しあまり労力をかけても時間の無駄ではないかと思うので、この4年間の反省は反省として、協会の責任の取り方なり総括を待ちたいものです。


総括は期待できませんね。


最後まで選手批判せず サンスポ
http://www.sanspo.com/soccer/06worldcup/news/w0626sokuho010.html

選手個人を攻めることはなかった。同席した川淵会長は「本当にジーコ監督が言いたいことは言っていないと思う。選手を批判することは最後までしなかった。人間的に尊敬できる」と感心していた。


これ、評価の仕方が間違っていると思うのですよ。

友人として付き合っているのなら、人間的に尊敬しても良いのですが、結果を求められるプロの監督としてお金を払って仕事をさせているわけですよね。問題のある選手がいるなら、その選手のどの行為が問題なんだと明確に指摘してこそ、報酬の分の仕事をしていることになるのではないでしょうか。批判をしないといえば聞こえは良いですが、イコール仕事をしていないと同義語ではないでしょうか。結果を求められないポジションの監督や教育者の話をしているわけではない。年間で億単位の報酬を払っているプロ監督の話をしているわけで、川淵氏は本当にボケましたね。


▽関連記事

□ジーコ監督が退任記者会見−「悔いも恥もない」 [サンケイスポーツ]

ジーコ監督が退任記者会見−「悔いも恥もない」

サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会1次リーグで敗退した日本代表のジーコ監督(53)は26日、東京都文京区の日本サッカー協会で退任記者会見を行い「決勝トーナメントには進めなかったが、最大限の努力をし、自分の知りえるすべてを尽くしてチームを導いたつもりだ。悔いも恥もない。全身全霊を打ち込めた」と硬い表情で話した。

テレビカメラ約20台に囲まれた中で、ジーコ監督はまず約40分間にわたって自らが指揮した4年間を振り返り、「日本の問題点は力はあっても安定した力を出せないこと」と指摘。「W杯では体格の違いを強く感じた。世界と対等に戦うためには体格を向上させていかないといけない」と話した。

日本のサッカーに残したものについては「今までは名前負けしていたチームにも劣等感を抱かない自信を植えつけられた」と胸を張った。

今月末に母国ブラジルのリオデジャネイロに戻り、自身の持つクラブ運営に携わる。欧州で監督業を続けたい意向だが、「自分の力が必要になれば世界のどこにいても助けの手を伸ばしたい」と、これからも日本のサッカー発展に協力する姿勢を示した。


◆ジーコ監督の話 
「多くの人に支えられ、信頼していただいていい仕事ができた。決勝トーナメントには行けなかったが、最大限の努力はした。全身全霊を打ち込んだ。悔いも恥もない」



★日本の本質的問題を提起−ジーコ体制の総括必要

サッカー日本代表とジーコ監督の4年間が終わった。総決算の場だったW杯で1次リーグ1分け2敗、勝ち点1のF組最下位で敗退。結果だけからみれば、失敗と断じられてもおかしくない。が、ジーコ監督がこの4年間で提起した「自由なサッカー」や「強い気持ち」などは、今後数十年にわたって日本サッカーが取り組んでいかねばならない本質的な問題ばかりだ。

ジーコ監督は最後まで日本選手のレベルまで下りて行かなかった。基本姿勢は「ここまで上がってこい。おまえたちにはできる」。選手には徹底して自立したプロとしての意識を求めた。しかし、W杯制覇5度の「王国」とプロ化後十数年の日本の選手との間にある技量、意識面での溝は、ジーコ監督の想像以上に大きかった。

中田英(ボルトン)のように監督の意図を理解し力を振り絞った選手もいたが、大部分の選手に浸透していたとは言い難く、最後までチームに真の一体感は生まれなかった。これは選手の問題であると同時に、初めての監督業で指導法の「引き出し」の少なかったジーコ監督の責任でもある。日本サッカー史上過去にない才能がそろったこの世代の実力を結集できなかった悔いも残る。

日本協会の姿勢も、前任のトルシエ監督から180度タイプの異なるジーコ監督の招聘(しょうへい)、そして今度はオシム監督への就任要請と、その振幅の大きさは否定できない。8月に早々と次期代表の始動を控えているという事情はあるにせよ、ジーコ体制の4年間のしっかりとした総括、そして「日本が目指すべきサッカー」を、もう一度明確に示す作業が必要となる。(共同)


★最後まで選手批判せず

ジーコ監督の退任記者会見は約1時間20分に及んだ。報道陣が詰め掛けた中で、日本の問題点を指摘するなど、とうとうと持論を展開した。

選手個人を攻めることはなかった。同席した川淵会長は「本当にジーコ監督が言いたいことは言っていないと思う。選手を批判することは最後までしなかった。人間的に尊敬できる」と感心していた。

ジーコ監督は「15年にもなる日本とのかかわりはいったん途切れるが、また日本で監督をしたり、違う形で仕事ができれば」と、日本との関係継続を強調。記者会見後は、約70人のファンに惜しまれながら、車で去った。

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