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(回答先: 3度目のW杯にかける思い 川口能活インタビュー 【スポーツナビ】 投稿者 愚民党 日時 2006 年 6 月 13 日 03:30:24)
攻める勇気「巻を使え」
まさかの逆転で、日本は厳しい戦いを強いられることになった。残り2戦。中田英が言うように「もう勝つしかない」が、他のチームの勝敗次第で、「1勝1分け1敗の勝ち点4」という数字でのリーグ戦勝ち抜けも、不可能ではない。
ただし、相手は2戦目がクロアチア、3戦目には王国ブラジルが控えている。日本には、これからが難関だ。ともかく、立て直すには、敗因を分析するしかない。
中村のゴールで先制した日本だが、なりふり構わず攻めてくる豪州の圧力をしのぎ切れず、残り10分をきって崩れた。まさかの3失点。リードを守れなかったのは、先月30日のドイツ戦と同じだが、大舞台での敗戦のショックは小さくない。まず、この精神的ショックを引きずらないことだ。
元日本代表コーチで、J1大宮トータルアドバイザーの清雲栄純氏は「もったいない試合。2点目のチャンスがあったのに、攻めに出る勇気が足りなかった」と指摘。ボールを奪った後、日本の選手はまだ最終ラインに張り付いたままだった。「ボールはひとつ。マイボールになった際には全体が押し上げないと。そうすれば相手も戻らざるをえなくなる。W杯という特別な大会で、選手に『守り切ろう』という意識が強すぎた」。日本の心理をうまくついたヒディンク監督の采配(さいはい)に、はまったというべきだ。
しかし第2戦の18日のクロアチア戦では、そんな「弱気の虫」をのぞかせている場合ではない。
清雲氏は「あらゆる展開を想定し、特に攻撃面でいろんなパターンをもう一度整理することが必要」とした上で、「日本のよさは中盤でしっかりボールを回せるところ。勇気をもってボールを回し、相手を疲れさせないといけない。そうしないと、次も豪州戦と同じ展開になる」と警告する。
クロアチアの前評判は豪州より上。下を向いたままでは、難局は乗り切れない。流れを変える一つの方策として、清雲氏は選手起用を挙げた。
「がけっぷちの日本を救うとすれば、ゴン(中山雅史)のようにフィジカルとメンタルがフレッシュな選手。例えば巻だ。彼のような技術以前に勢いのある選手を思い切って起用し、システムを4バックに変更するのも手だ」
勝っているときは選手を動かさないのがジーコ監督の手法だが、負けたときは一気に動く。何らかのカンフル剤を打つ可能性は高い。(森本利優)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/13iti002.htm
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