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(回答先: 第二次日支鬪爭計劃 投稿者 石工の都仙臺市 日時 2006 年 5 月 20 日 18:29:08)
>では露西亞は何故北方領土返還交渉に應じたのか。強かなプーチンの事、當然彼れは東亞細亞各國を軍事的に激突せしめる此の計劃を知つてゐるのでせう。絶對に此の激突に露西亞は卷き込まれる譯にはいかない、故に其の要因と成りうる領土問題を其の前に解決しておくことを考へたのではないでせうか。然も中共、日本、兩國のエネルギー供給元と成れば軍事的に攻撃される危險は相當減少する。戰爭遂行にはエネルギーは必須であるのは自明の理である。
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ロシアにとって中国は非常に大きな脅威です。もし日中戦争になれば、核戦争の結果日本が壊滅して中国が勝利する可能性があります。そうすると中国は東アジアで誰も比肩するもののない覇権国になり、容易にシベリアをロシアから奪い取ることでしょう。それはロシアにとって最も恐るべきシナリオの一つです。ロシアと中国は4000kmの陸上国境を共有しており、沿海州やハバロフスクに対する潜在的領土要求を中国国民は忘れていません。ロシア極東の住民は13億人の中国人の脅威に怯えながら生活しています。
一方の日本は海洋国家であってシベリアを侵略する可能性はまずありませんし、そもそも人口が減少し始めていますから領土拡張を求める必要もありません。更に、先進国で国内政治の安定した日本との友好関係はロシアの経済に極めて大きな好影響を与えますし、日本が中国に対抗する勢力として存在する限りロシア極東の安全は維持可能です。
従って、北方領土問題解決と日露平和条約締結は、日本とロシアが手を組んで最大の敵である中国を封じ込める事が目的であると思われます。米国は日本に圧力をかけてそれを阻止してきましたが、もはや日本の行動を押しとどめる力を失い、日本の希望を受け入れざるを得なくなったのだと思います。5/19の鈴木宗男の北方領土訪問が5年半ぶりであり、前回の訪問がブッシュ大統領の当選直前&小泉政権成立前であったことは、日本の北方領土政策が森政権時代の状態に復帰したことを示しています。
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