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□携帯電話ユーザーを待ち受ける地獄の罠 [ゲンダイ]
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=16gendainet05016906&cat=30
携帯電話ユーザーを待ち受ける地獄の罠 (ゲンダイネット)
携帯電話万能の世の中だ。財布代わりにもなるし、カーナビにもなる。メール機能やネット検索も便利だ。が、便利な分だけ危険度は高い。携帯の内部には個人情報がぎっしり詰まっている。もし他人に悪用されたらカネばかりか信用も失いかねない。
昨年、国民生活センターに寄せられた携帯の紛失トラブルの相談は248件で4年前の1.5倍。警視庁への遺失届は年間約10万件というから決して他人事ではない。携帯はどんな危険をはらんでいるのか――。
●携帯ショップとグルで情報を盗む
「携帯電話を盗まなくても中の情報を盗むことができる」と明かすのはある暴力団関係者。携帯を機種変更したとき、ショップの店員に「古い携帯は当方で処分しましょうか?」と聞かれることがある。ここで処分を任せると……。
「ショップ店員とグルになったブローカーが古い携帯を段ボール箱単位で買い取る。ブローカーはその携帯を上野駅周辺の路上で1台200円前後でホームレスに売らせるのです」
通話やネット接続はできないが、本体にはメールアドレスや住所録がたっぷり。それらの情報を目当てにワン切り業者や出会い系サイトなどの業者が買っていくのだ。
「持ち主が盗難届を出す可能性は低いからブローカーは安全。ただし単価が安いので本職のヤクザはこの商売に手を出しません。あくまでもチンピラの小遣い稼ぎです」
●紛失から2週間足らずで300万円の損害
「国際通話ができない機種」と説明されて買った電話を海外で盗まれたA子さん。12日後に解約したが、翌月、電話会社から300万円を超える請求書が届いた。
「実は内蔵ICカードを交換すれば国際通話もできる機種でした。電話を盗んだ人が改造して電話をかけまくったようです」(国民生活センター)
機種によっては素人でも簡単にICを交換できてしまうのだとか。日本国内で紛失しても同様の手口で海外通話に使われてしまう。紛失後はすぐに電話会社に連絡するしか対策法はない。
「それでも防げないのが携帯を紛失したときに拾い主から恐喝されるケースです」とはメディア評論家の美崎薫氏。
「チンピラが電話を拾えば、“メールの内容を他人にばらすぞ”と持ち主を脅し、カネを要求することも考えられます。携帯に浮気相手と一緒に撮った写真でも残っていれば格好の餌食でしょう」
実際、携帯を拾ったチンピラから「個人情報が入った携帯を拾ってやったのだから10万円払え」と脅された男性もいる。携帯を落としたらチンピラに拾われるものだと覚悟していたほうがいい。
●SDカードの中身にご注意
携帯を紛失したサラリーマンのB氏は、すぐに解約したおかげで金銭被害はゼロだった。
「ところが、そのころから周囲の友人に迷惑メールが頻繁に届き始めたのです。携帯本体はパスワードで他人が起動できないよう設定していましたが、SDカードに入れていた住所録を使われたようです。おかげで友人たちの信頼をなくしてしまいました」(B氏)
もっとひどいのが携帯の中に重要な情報をメモしているケース。
「ネット銀行やショッピングサイトのパスワードをメモ機能に記録している人は少なくありません。拾った人がそのパスワードを悪用すれば、携帯本体を使わなくてもパソコンでのショッピングや預金の引き出しができる。“お財布ケータイ”のパスワード暗号化技術は現在の最高水準ですが、備忘用のメモを見られたらアウトです」(美崎氏)
携帯ユーザーは常に爆弾を抱えているということ。ご用心あれ。
【2006年5月13日掲載記事】
[ 2006年5月16日10時0分 ]
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