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>>3月1日から8日まで、私が支援する中国在住日本人宣教師の北朝鮮難民援助活動の報告のために韓国に行ってきました。私はこれで3度目の訪問だったのですが、見違えるほどに発展した韓国にびっくりしました。走っている車は90%以上が韓国車。乗ってみてもなかなか乗り心地が良いです。韓国では牧師は非常に社会的地位が高いのでかなりの高級車にも乗る機会が多かったのですがなかなかのものでした。ソウルオリンピックの後からでしょうか、ソウルの街路はほとんどごみがなく、高速道路は片側5車線。高層アパートが多く、大抵は40坪以上。社会全般に非常に豊かになっていました。ところが北朝鮮に対する韓国人の反応は意外なものでした。それは一言で言えばアンタッチャブルな問題なのです。
当たり前といえば、あまりにも当たり前のことなのですが、金大中、盧武鉉という二人の大統領によって進められた太陽政策が国民の間に混迷をもたらしているのです。
これまで北の脅威を宣伝して大いに警戒することで統一していた韓国が、太陽政策によって分裂し、まるで北の脅威などないかのように振舞っています。前々回、10年前に行ったときには、北の38度線に向かう道には何箇所も対戦車用の巨大なコンクリートブロックが頭上に設置されていましたが、新しい高速道路には、それがほとんどありません。また、もっとびっくりしたのが国境地帯の北警戒の兵士の姿がまばらで、北朝鮮を見る統一展望台からは中で上映された映画が北朝鮮のサーカスの映像だったことです! それは、まるで北朝鮮の宣伝でした。
実は今、一番混乱しているのが韓国軍だといいます。これまで北を仮想敵国(仮想でしょうか?)として訓練していたのに、今は仮想敵としてはならないのです。さらに北からの侵入者に出合っても相手が撃ってくるまでは撃ってはならないといわれています。そのために昨年も北からの潜水艦による侵入者によって5人の将兵が殺されました。朝鮮日報は「彼らを殺したのは誰だ」という社説を載せて、政府を批判しましたが、そういうメディアは政府から圧力を受けるらしいです。
今、韓国の政財界のトップには北朝鮮出身者が多く、金政権とつながらないまでも故郷に対する思いが強く、敵対政策が取れないということを韓国の友人から聞いたのですが、そうではないでしょう。これは一般の韓国国民(世界中の人々?)にはわからないもっと高いレベルの決定に違いありません。
朝鮮戦争のときマッカーサーは中朝国境の橋を爆破することを禁じられ、中国側、朝鮮側の中国やロシアからの兵站基地を爆撃することを禁じられたといいます。マッカーサーは勝つべき戦争を勝ってはならないと命じられ、結局、解任されました。それと同じことが、今起こっているのではないでしょうか。金大中、盧武鉉共に私たちの知らない巨大な“世界政府”の前身とも言うべき組織によって北への警戒を解くように命じられているのではないでしょうか。そうとしか思えません。そうするとあの朝鮮戦争の二の舞が起こり、今回はマッカーサーは居ないということになります。
中朝国境に行けば一目瞭然なのですが、朝鮮半島の韓国主導による統一は有り得ません。中国と北朝鮮の国境には鉄条網すらないのです。では一旦、事があったらどうなるのでしょうか、北による統一です。ただし、その際、金政権は無くなっているでしょう。どうも間もなくそんなことが起こるような気がするのです。ではそうなったらどうなるのでしょうか。韓国からの数百数千万人の難民が日本に襲来するのではないでしょうか。日本は有史以来最大の危機を迎えることになります。それも“世界政府”の計画にあるのかもしれません。>>
http://www.ne.jp/asahi/petros/izumi/
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