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再燃 ブッシュ祖父によるジェロニモ墓荒し疑惑(伊レップブリカ他)
http://www.asyura2.com/0601/bd43/msg/787.html
投稿者 kamenoko 日時 2006 年 5 月 10 日 00:11:05: pabqsWuV.mDlg
 

再燃 ブッシュ祖父によるジェロニモ墓荒し疑惑(伊レップブリカ他)

 伊大手数紙が伝えているこの話題を、ブッシュ祖父とヒトラーの銀行家
 との関係にも触れているレップブリカ紙と、補足としてコリエレ・デッラ・
 セーラ紙から訳出します。

///////////////////

http://www.repubblica.it/2006/05/sezioni/esteri/geronimo-bush/geronimo-bush/geronimo-bush.html
ジェロニモ頭蓋骨疑惑 ’ブッシュ祖父が盗んだ’(伊レップブリカ)
       
               by Vittorio Zucconi

ウォールストリートジャーナル紙によると、墓荒しはイェール大学学生
秘密組織のアイディアによる。 
アパッチ族はブッシュ家と返還交渉を行った模様。

すべての政治リーダーたちはクロゼットの中に頭蓋骨を隠している(*1)との
仮定が妥当とすれば、生真面目な新聞ウォールストリートジャーナルとそれより
くだけたイェール大学学生新聞イェール・ヘラルド紙によると、ブッシュ家の
箪笥には本物の頭蓋骨、アメリカ先住民族対白人レジスタンスの最後の英雄で、
囚われの身で1909年に肺炎で亡くなったジェロニモの頭蓋骨が隠されているという。

死体愛好癖のある向こう見ずな学生の悪戯か、冒涜か。ゴヤスレイ(*2)の頭蓋骨は、
返還と埋葬を求める怒れるアパッチ族と、レジスタンス最後の英雄の墓荒しで
告発された現職大統領の祖父プレスコット・ブッシュ元上院議員属するブッシュ家の
間で1世紀に渡り続く話だ。 そして今、1918年に書かれた手紙の発見により、
レジスタンス酋長の遺体盗難は裏づけられたようだ。

白人による虐殺の崇高なる殉難者クレイジー・ホース(*3)、シッティング・ブル
(*3)、セミノール族のオセオラ(*4)に並ぶ先住民族の崇拝の対象ジェロニモの
復讐とはいえ、人気の低下と政府の春の大掃除で落ち着けぬ日々を過ごすジョージW.
にとっては大問題とは言い難いもののはずだった。 しかしDana Perinoホワイト
ハウス報道官がマスコミの質問を撥ね付ける一方で、ブッシュ家の仲間が過去に
極秘裏に行ったアパッチ族との協議がリークされる。

ブッシュに奪われた頭蓋骨のミステリーは、後に対独戦中にヒトラーの銀行家たちと
取引をしたかどでFBIから起訴された大物上院議員の祖父が、若き砲兵隊指揮官と
してオクラホマ州フォートシル任務にあたっていた時代に遡る。 悪名高き’嘆きの
行進’で流刑に処された数千人のアメリカ先住民族と同様に、青ジャケットとの
南東部領土争いに敗れたジェロニモもついにはそこに収監され、1909年に肺炎で死亡。
窪地に埋葬された。 ブッシュ祖父はそこから持ち去った頭蓋骨を、伝説もしくは
史実によると、イェール大学学生秘密組織 その名もスカルス&ボーンズの
イニシエーション物品として収めたという。

  中略

英雄の頭蓋骨が家宝のごとく父から息子に、息子から孫に伝わったことも、80年代に
アパッチ族が大統領の叔父ジョナサン・ブッシュと数回に渡る返還交渉を行った点
から、彼らは確信しているようだ。 哀れな’みやげもの’がブッシュ家の手に
あるのか、学生組織の金庫に眠っているのかは、これまでのところ証明されて
いない。しかしなきことも証明されておらず、大統領の叔父も現報道官も否定して
いない点が疑惑として残る。

 後略

/////////// 補足 ////////

「ジェロニモの頭蓋骨、ブッシュの手に」コリエレ・デッラ・セーラ紙 より
http://www.corriere.it/Primo_Piano/Esteri/2006/05_Maggio/08/geronimo.shtml

この件を調査していたイェール大学学生により発見され、イェール学生新聞に
掲載された手紙とは、1918年にスカルス&ボーンズのWinter Mead から
Trubee Davisonに宛てたもので、プレスコット・ブッシュの名をあげては
いないものの「フォートシルから掘り出したジェロニモの頭蓋骨は、確かに
我々の手にある」とあった。

アリゾナ州サンカルロスのアパッチ族 Raleigh Thompson によると、
プレスコット・ブッシュが死亡した72年から数年後に、イェール大学の
匿名研究者から盗難報告を受けた。86年に彼と数人の族長たちは、ジョナサン・
ブッシュとニューヨークで数度の会合を持ち、「最後の会談で秘密組織の
代表が我々に、沈黙を守ることと引き換えに骨をひとつ寄越した」が
ジェロニモのものにしては小さ過ぎると思われたので受け取りを拒否。
スカルス&ボーンズは、これも否定していない。

一方フォートシル博物館館長Towana Spivey は、プレスコット・ブッシュに
よる盗難に懐疑的。「なぜなら1920年までジェロニモの墓には名前もなく、
草に覆われていたから」。

スカルス&ボーンズは、Martin Von Buren大統領やパンチョ・ヴィッラ、
チェ・ゲヴァラの遺骨入手を計画したとの告発も受けている。

//////////////////

* 1 他人に知られたくない秘密の意

  2 Goyathlay ジェロニモの本名 アパッチ語で’あくびをする人’の意

  3 クレイジー・ホース(Crazy Horse (Tasunka witko) ,
    1849年12月4日 - 1877年9月5日)は、ネイティブ・アメリカン、スー族と
    通称されるラコタの一支族オグララの戦士/戦闘指導者。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%B9

  4 シッティング・ブル(Sitting Bull (Tatanka Iyotake) , 1831年 - 1890年)
    北米インディアンラコタ族の酋長。

    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AB
  
  5 セミノール族のオセオラ(Osceola the Seminole 1804年 - 1838年1月20日)
    フロリダ州のセミノール族を率いて2度のセミノール戦争を戦う。1937年
    フロリダ州で捕らえられ、サウスカロライナ州に移送後マラリアで獄中死。
    http://en.wikipedia.org/wiki/Osceola

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