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”革命ハ四十五年ノ乱ヲ経テ六十一年 奮発大起セヨ”
これは南多摩の落川(おちかわ)村(現日野市落川)に住まいした豪農民権家であり、在野の碩学である五十子(いらこ)敬斎(1856−1931)の予言めいた言葉である。
五十子敬斎は幕末に生まれ、明治・大正、それから昭和の初めまで生きた人である。その彼が出会った「四十五年」といえば、「明治四十五年」しかない。その年は大正元年にあたるが、「乱」といわれほどのものは起きてない。となれば、この言葉は「予言」として受け取るべきではないだろうか。
この言葉が予言であるなら、1945年の敗戦こそ「乱の終わり」を告げた年にあたり、「四十五年ノ乱ヲ経テ」に似つかわしい。となると、「六十一年」は、「乱ヲ経テ」61年ということになる。
もうこうなると、この予言は「1945年プラス61年」に「革命」が起こる。そこで諸衆は「奮発大起セヨ」。これがこの言葉の意味だろう。
以上を簡潔に纏めてみると次のようになる。
> ”革命は四十五年の乱の終わりから、六十一年目に起きる そこで国民大衆は一大奮起せよ”
つまり、「2006年の夏からの一年に革命が起きるぞ」、と自由民権家・五十子敬斎は予言したのだ。
※ 参考文献、「民衆史−その100年」、色川大吉著、講談社学術文庫(「大逆事件と一民権家の思想」、p181)
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