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週刊日本新聞〜太田龍の時事寸評http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgiより
平成十八年(二〇〇六年)五月三日(水)
(第一千六百六十六回)
○アメリカン・フリープレス、二〇〇六年五月一日、八日合併号。
一頁、四頁。
○ここに、
マイケル・パイパーが、米軍(制服組)指導者たちの反乱(Mutinying)
についての記事を書いて居る。
○これはきわめて重要なので、
後日、全文を翻訳して、週刊日本新聞紙上に掲載したい。
○「米軍首脳(制服組)は、安楽椅子の文官好戦主義者たち、共和党内
ネオコン一派に対する公然たる反乱を起こしつつある」と。
○ここに、名前が挙げられている米軍制服組(退役)は、
(1)アントニー・ジニ海兵隊大将。
(2)グレグ・ニューボルト海兵隊中将。前米軍総合参謀本部作戦部長。
(3)ポール・D・イートン将軍。
(4)エリック・シンセキ陸軍大将。
(5)ジョン・バチスト将軍。
(6)ジャック・マーサ下院議員。
もと海兵隊大佐。彼は、米国議会において米軍制服組の意見の
代弁者と見られて居ると。
○四月十八日のワシントンポスト紙。
四月二十日のワシントンポスト紙。
四月二十一日のワシントンポスト紙。
○などに於て、
ネオコン一派は、これらの米軍指導者たちを、激しく攻撃したと。
○「ハーパーズ(Harper's)」誌、二〇〇六年四月号は、
American Coup d’Etat: Military thinkers discuss the unthinkable
(アメリカでのクーデター
―米軍の思想家たちは、考えられないことを討議中である)
○と言う記事を掲載したと。
○この「ハーパーズ」誌の記事は、
筆者は未見であり、日本のマスコミがこれを報道したかどうかは知らない。
○M・C・パイパーによれば、
「ハーパーズ」誌は、アメリカ最古のそしてもっとも権威ある総合誌、
だと言う。
○「ワシントン・ポスト」の四月二十一日のコラムで、
ネオコン一派は、
「将軍たちの危険なヒソヒソ話」
(The General's Dangerous Whispers)
○と、クライング crying=叫んで居る、のだそうだ。
○これは、もちろん、日本民族にとってもきわめて重要である、
さらに検証をつづけたい。
(了)
●[注]
○当「時事寸評」(18.4.27号)
○ここに、
FTW(荒野から)誌、二〇〇六年四月二十五日付けニューズレター、
スタン・ゴフ「将軍たちのコンスピラシー」を紹介した。
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