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(回答先: 麻薬所持を「合法化」=メキシコ [時事通信] 『もたらす結果は自己責任』 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 29 日 22:32:53)
□メキシコが少量の麻薬を解禁へ 隣国米国に驚きと衝撃走る [ベリタ通信]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1903686/detail
メキシコが少量の麻薬を解禁へ 隣国米国に驚きと衝撃走る
米国の南部と国境を接してる中米メキシコで、少量の麻薬の個人使用を認める新しい法案が成立する可能性が高まり、麻薬対策に手を焼いている米当局者にショックを与えている。米国では麻薬保持は一部を除き違法なだけに、隣国メキシコが少量であれ、麻薬解禁の方向に動き出すことへの警戒心は強い。メキシコに近い米カリフォルニア州サンディエゴでは早速、市当局者や警察トップから「愚かな考えだ」などと、批判の声が挙がっている。(ベリタ通信=苅田保)
米メディアによると、麻薬犯罪が多発しているメキシコでは、これまで少量の麻薬保持で摘発された中毒患者らが、拘束されても、警官に賄賂を払って釈放されるケースなどが目立ち、法律の落とし穴が指摘されていた。
新法はこうした現行法の欠陥を修正するのが狙い。つまり、少量の麻薬を使用する中毒者への取り締まりを減らせば、結果として警官が賄賂を受け取る道をふさぐことになる。また警察の力を麻薬の「消費者」でなく、麻薬を販売する組織や業者などの「供給者」の摘発に重点的に振り向けるのも可能になる。
麻薬撲滅を公約に掲げているメキシコのフォックス大統領が2004年1月に提案し、法案を審議する下院が先に採択したのに続き、上院が4月28日、賛成多数で可決した。
フォックス大統領スポークスマンは、新法の制定によって、警察や検事局がより効果的に麻薬犯罪に取り組むことができると評価している。米国からは不満の声が挙がっているが、フォックス大統領が法案に署名するのは間違いないとみられている。
この動きに対し、サンディエゴのサンダース市長は、早速警察や検事局のトップを引き連れて記者会見に臨み、「(法案は)あきれるほどに愚かで、軽率、かつ危険なものだ」と述べ、フォックス大統領に再考を促す考えであることを明らかにした。
個人使用が許される「少量」とは、法案では、ヘロインが25ミリグラム、マリファナ5グラム、コカインが0・5グラムまで。このほかLSDやエクスタシー、アンフェタミンも解禁になる。
米国では、このうちマリファナだけが、医療用の“鎮痛薬”としてカリフォルニア州などで個人使用が許可されているのにすぎない。
サンディエゴ市の警察トップのランズダウン氏も、「より多くの麻薬中毒者が街にあふれることになり、犯罪件数も上昇する。(法案は)サンディエゴに大変な悪影響をもたらす」と、反対の声を挙げている。
米国とメキシコの陸の国境地帯では、両国民が頻繁に行き来を繰り返しており、仮に少量の麻薬が解禁になれば、米国から麻薬をメキシコで安く手に入れるために、若者が多数流入するとの見方もある。
古物商を営むメキシコの住民は、新法が成立すれば、「麻薬を買うことが、街でたばこを買うことと同じようになってしまう」と不安を訴える。
メキシコの米国大使館当局者は、「(法案を)読んでいないので、詳細にコメントできない。しかし、危険な麻薬を解禁とする法律であれば、有益なものにはならない」と話している。
2006年05月01日00時05分
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