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(回答先: 少しわかったような 投稿者 ×× 日時 2006 年 4 月 30 日 15:17:18)
田中康夫氏の例示した「蛙の冬眠」の例も間違いではないのですが、「閾値」の概念の理解には誤解を招きやすいかも知れません。
小生の毒薬の例も、わかりにくいかも。
雪崩とか、地崩れなんかがわかりやすいかも。
平らな地面では、いくら雪が積もっても、なんぼの雨が降っても雪崩も地崩れも起きません。原爆が落ちようとも、火山が噴火しようとも地崩れは起きません。
地崩れや雪崩が起きるには、地面の傾斜が必要なのですね。しかも、ある程度以上の傾斜が必要です。1°でも、3°でも地崩れや雪崩は起きません。
大体、15°以上の傾斜がある地形で地崩れや雪崩が発生します。
つまり、15°以上の傾斜では地形で地崩れや雪崩が起こると防止できないのですね。
これが「下の閾値」です。すなわち、これ以上の傾斜だと地崩れや雪崩の危険があるのですね。国道筋などで、「地崩れ注意!」とか、「雪崩注意!」などの看板が目に付くと思います。
それは、上記のような基準で看板を立てるのですね。
<ま、看板を立てたからどうなるってわけでもないでしょうが。(笑)>
「下の閾値」は、これから事態が発生するぞ!という値であり、通常で「閾値」というのは99%事態が発生するという値と言えるでしょう。
(注;「下の閾値」は、いわば現場用語であり、学術的に確定した用語ではないと思います)
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