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□ハネムーンは北朝鮮、奇妙だらけ…1人20万円 [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/story.html?q=25fuji320060425039&cat=7
ハネムーンは北朝鮮、奇妙だらけ…1人20万円 (夕刊フジ)
拉致問題をめぐり対立する日朝関係。その一方で、北朝鮮は以前から外貨稼ぎの一環として日本人観光客を積極的に受け入れている。自由行動が禁じられる“将軍さまの国”を一生に一度の新婚旅行に選んだ奇特なカップルがいた! 高額なツアー代金に金日成(キム・イルソン)元主席の遺体見学と奇妙だらけの北。一体どんなハネムーンだったのか?
新婚旅行で北朝鮮に行き、珍道中を著書『北朝鮮行ってみたらこうなった。』(インデックス・コミュニケーションズ)にまとめたのは、イラストレーター、のなかあき子さん(35)。
のなかさんは平成15年末に結婚したが、直後に会社員の夫が上海に単身赴任し、新婚旅行はお預けとなった。17年2月に夫が帰国。そこで、「ダンナは15年前に偶然、モンゴルの高級ホテルで金正日(ジョンイル)総書記らしき人と会っていた。私も昔、マスゲームやパレードの様子を記録した『金日成のパレード』という映画をみてド肝を抜かれた。謎の隣国に行ってみたいと夫婦ともに思った」と意気投合。3泊4日、1人20万円という高額なツアー代金も苦にせず、訪朝を決断した。
新婚旅行といえども北朝鮮観光は自由行動が許されず、他の日本人客約10人とともに行動。「政治マニアが多いと思っていたが、在日朝鮮人の方やグッズマニアが多かった」といい、中には北朝鮮に住む姉に現金を届けようと500万円の札束をジャケットの胸ポケットに入れ、経由地の中国で拘束される“事件”も発生した。また、「切手を4万円分も購入し、すべて2000円札で払うおじさんもいた。きっと2000円札を北朝鮮で流通させたかったみたい」と、ちょっと変わった人も多かったようだ。
「平壌観光で一番、印象に残ったのが、錦繍山(クムスサン)記念宮殿でした。金元主席の遺体が展示されていた」(同)。宮殿にはレーニンやホーチミン同様、防腐処理された金元主席の遺体が安置されている。「油が抜けきり、みずみずしい美しい肌だった。彼らにとって仕事中に倒れたことが重要らしく、スーツ姿で靴を履いたままだった」。
遺体の安置している部屋では奇妙な行動を強要される。「4人ずつ並んで合計3カ所のポイントで立ち止まって礼をさせられた。ベルトコンベヤーのような動く歩道で、次々と拝観者が続々と運ばれてくるので流れ作業のように1分ほどで遺体の部屋から出ることになった」。
また、ホテルの土産物店でも奇妙な体験が続く。「モノの値段はユーロ表示だったが、電卓で日本円に換算してくれた。ほとんどの店で日本円が使え、お釣りも1円単位できっちり日本円の硬貨で返ってきた」。土産物も珍品が多く、強引にミニーマウスが縫いつけられた手芸品は「テレビのリモコン入れだそうです。なぜか2ユーロ(284円)でした」と、謎の商品が良心的な価格で販売されていたという。
食事は「素材の味を生かしきった余計な味付けのない料理ばかりだった」というが、胃腸炎を患い、日本に帰国したその日に救急車で病院に運ばれる羽目になったのなかさん。「まだ見ていない観光地がある。必ず行ってみたい」と次回訪朝にも意欲満々。ただ、来月に第1子を出産予定といい、「しばらく先になりそうです」と話していた。
[ 2006年4月25日16時39分 ]
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