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「9-11 Research」による「9-11学者の会」への非難と攻撃:立ちふさがる『アンチ・セミティズム』の壁
●9-11 Researchと「学者の会」
9-11 Researchといえば、ジム・ホフマン(Jim Hoffman)が主催し、米国の9・11真相解明運動の中心として精力的に活動してきたサイトです。彼らの「公式見解」、特にいわゆる「パンケーキ崩壊論」に対する極めて科学的で誠実な追及と反論、そして豊富な資料は、私もずいぶんと参考にさせてもらっているものです。
http://911research.wtc7.net/
9-11 Research ホームページ
また同サイトは9-11 Reviewという論壇サイトも運営しています。
http://911review.com/
9-11 Reviewホームページ
しかし、1月に「9・11真実を求める学者の会(Scholars for 9/11 Truth)」(以下「学者の会」と略します)が発足して以来、9-11 Researchは敵対感をむき出しにして「学者の会」非難の記事を立て続けに出しています。
http://911research.wtc7.net/essays/jones/StevenJones.html
Steven E. Jones A Physics Professor Speaks Out on 9-11:Reason, Publicity, and Reaction
『スティーブン・ジョーンズ 一人の物理学教授が9・11を語る:根拠、報道ぶり、そして反応』(Victoria Ashley)
http://www.911research.wtc7.net/essays/st911/index.html
ScholarsFor911Truth.org: Muddling the Evidence
『9・11真実を求める学者の会:証拠を泥まみれにしている』(Jim Hoffman)
http://www.911research.wtc7.net/essays/green/company.html
The Company We Keep
『我々が付き合っている仲間』(Michael B. Green)
これらの一つ一つについての説明をすると膨大な量になります(それぞれが長大な論文です)ので、ここではまとめて「9-11 Researchの態度」というような書き方にしておきましょう。この対立についてはWikipedia(英語版)にも紹介されています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Scholars_for_9/11_Truth
Scholars for 9/11 Truth(“Criticism of Scholars For 9/11 Truth”を見よ)
9-11 Researchは、「学者の会」の重要な一員であるモーガン・レイノルズに対して、昨年(2005年)6月に彼の論文『なぜ世界貿易センターの摩天楼は崩壊したのか(Why Did the Trade Center Skyscrapers Collapse?)』が発表された直後から激しい攻撃と非難の声をあげました。
http://www.lewrockwell.com/reynolds/reynolds12.html
Why Did the Trade Center Skyscrapers Collapse? by Mrogan Reynolds
http://911research.wtc7.net/essays/reynolds/index.html
A Critical Review of Morgan Reynolds' Why Did the Trade Center Skyscrapers Collapse? (Jim Hoffman)
もちろん物理学者でソフトウエァー技術者であるホフマンの目から見た場合に、このレイノルズの論文には様々な欠陥や不備が発見できるのでしょう。しかしホフマンが最も攻撃している点は、レイノルズがWTCとペンタゴンに激突しそしてペンシルバニアに墜落した各飛行機がB757やB767ではなかったのではないのか、という疑問を打ち出している点、つまり「9・11ボーイングじゃなかった説(no-plane theories)」なのです。
●「9・11ボーイングじゃなかった説」=「陰謀論」=「ネオナチ」??
ジョーンズ自身はその論文でWTC崩壊の物理学的な見解を語っているのみであり、直接その件には触れていないため、9-11 Research側も内容的な反論は行っていないものの、明らかな敵対感情を持って彼の論文を眺めています。ただVictoria Ashleyによると、一度ジョーンズが「ボーイングじゃなかった説」への支持を語ったのをGerard Holmgrenが猛烈に非難したことがあったようです。
さきほど示したMichael B. Green などは「世間知らずの学者」がその正しい科学的理解を「悪用されている」ような言い方をしています。またVictoria Ashleyの論文は、デザート・ニュースのような大手メディア(地方ですが)に取り上げられていることに対する「言外の不審の念」を込めて書いているようです。最もそれがはっきりしているのは、人気ラジオ番組の司会者であるタッカー・カールソンとの対談に関して、あたかもジョーンズとカールソンが「馴れ合いで対立を演出していた」かのような書き方をしています。これは卑劣だ! 批判ならまともな内容的批判をすればよい! それが出来ないから、当て推量とこじ付けを使ったスキャンダラスな人格攻撃をする!
(参照)
http://asyura2.com/0510/war76/msg/539.html
「9・11が内部犯行だと信じるんだな? じゃあアメリカから出ていけ!」
9-11 Researchの代表格であるホフマンは、ジョーンズと共に「学者の会」の代表を務めるジェイムズ・フェッツァーを、彼が代表を務める「ケネディ暗殺」を追及するサイト(AssassinationScience.com)が「米国の月面到着」や「ホロコースト」に疑問を投げる「陰謀論者」とつながりを持っているというように、激しい憎しみを込めて(とまで感じさせる調子で)非難しています。
http://www.assassinationscience.com/
AssassinationScience.comホームページ
元々から9-11 Researchはミサイル説やホログラム説のような“no plane theories”に対して「真相解明運動への妨害を試みる偽情報(disinformation)」と見なして攻撃してきたのですが、この「学者の会」に対しては異常なほどにヒステリックになっています。先ほどのモーガン・レイノルズに対するジム・ホフマンの攻撃振りを見ていると、単に「偽情報」の流し手という以上に「犯人側のスパイ」のような見方をしている様子です。レイノルズが元ブッシュ政権の高官であったことがその疑いを増幅させている(明らかに読む者にそう意識させている)ようです。
これは私も何度か述べたことですが、確かに「学者の会」のメンバーや今年に入ってからの活動を見ると、この「会」の背後には真相解明運動を利用しようとする米国保守派の動きが感じられます。そして「学者の会」のメンバーにはジョーンズを含め共和党系の米国保守派に属すると思われる人物が見られます。
しかし逆に言えば、ホフマンの9-11 Researchやその他の「ボーイングだった説」の真相解明運動には米国民主党(シオニスト左派)の臭いが漂う、とも言えるでしょう。WTCビル解体説を強力に推し進めてきたジム・ホフマンに対しては申し訳ないのですが、ちょっとここで彼らの説を解剖させてもらいましょう。
●「ボーイングだった説」の支離滅裂
こんな言い方をするとWTC爆破解体に関して私も散々に参照させてもらっている9-11 Researchには気が引けるのですが、しかし言わざるを得ません。虚偽と虚構を元にした運動など、権力に庇護されない限り、長続きするわけが無いのですから。
そもそも「ボーイングだった説」は始めから、例の「19人のカッターナイフを持ったテロリスト」が4つの空港で全て、全員が何の嫌疑もかけられずに素通りし、大型飛行機を一度も操縦したことの無いほとんどド素人3人がジャンボ機を操って、WTCの二つの塔と、ペンタゴンにいたっては地面スレスレで1階部分に命中させた、などという『公式トンデモ見解』に一点の疑問を出すことも無く全面的に支持しているわけです。そのくせにWTCの3つのビルだけは「制御解体の内部犯行だった」という、まことに中途半端で奇妙な態度を貫いています。
(参照)
http://asyura2.com/0601/war78/msg/613.html
【911】大型飛行機パイロット断言「訓練無しで大型飛行機の操縦は不可能」!
http://asyura2.com/0601/war78/msg/634.html
Re: 参考:航空大学カリキュラム「訓練無しで大型飛行機の操縦は不可能」の印象を受ける
http://asyura2.com/0601/war78/msg/640.html
Re: 副操縦士になってからでも、機種変更は難しいようです。
もしセスナの操縦も無事に出来るかどうか分かったものではないモハメド・アッタらが、秒速200メートル近い(?)スピードで3つの大型飛行機を正確に目標にブチ当てることができたと言うのなら、運転免許取立ての3人の初心者がF1グランプリで3回立て続けに勝利して、フェルナンド・アロンソが首をつりアイルトン・セナが化けて出る、なんてことがジャンジャン起こるでしょうね。
もし大相撲で(これは規則上できないにせよ)序の口に入りたての力士が大関、横綱をバッタバッタとなぎ倒して優勝した、それが3場所続いた、しかもその3名が全て同じ部屋だった、とすれば、「八百長に決まってるだろ、そんな馬鹿げた話!」となるのが普通の判断だと思うのですが、こと9・11に限っては、上記の話を『真実』として信じ込むことが欧米と日本では「普通の判断」とされるようです。(どこか「文明国」の「反戦・平和」トンデモ陰謀サイトのエライさんなど一生懸命この「普通の判断」普及にお努めのようですが。)これはもう宗教だ。
さらに9-11 Researchは、ペンタゴンへの「ミサイル説」「軍用機説」にはもう総力を挙げて、といってもよい激しい攻撃をかけています。
http://911review.com/errors/index.html
Parade of Errors
http://911review.com/errors/pentagon/index.html
Pentagon Attack Errors
http://911review.com/errors/phantom/index.html
The Phantom Planes Meme
「Eリング外壁の穴が小さいではないか」という指摘に対しては「ちゃんとここにボーングが入る穴があるではないか」と、煙と消防車の水に隠されて何が何だかよく解らない部分を指して猛反撃します。面白いことにこれは米国政府の公式見解と全く一致する場所なんですね。そのくせCリングに開いた穴に関しては途端に歯切れが悪くなります。
(参照)
http://asyura2.com/0601/war79/msg/312.html
機械・航空エンジニアが断定:B757はペンタゴンに激突しなかった!
http://asyura2.com/0601/war79/msg/356.html
Re: 「機械・航空エンジニアが断定:B757はペンタゴンに激突しなかった!」翻訳
B757の先端部分とはさすがに強弁しませんが、機体内部下方の固い部分(それが何かは解らない)がそのまま真っ直ぐにCリングまで飛んでいった、という解釈のようですが、それがスルスルと錐のように細くとんがっていって、しかも運動エネルギー(つまりその速度と質量)を失うことなくCリング外壁にほぼ正確な円形の穴を開けて、外気に触れたとたんにあらゆるエネルギーを失い、その上で蒸発して消えて無くなったらしい。
それともCリング外壁の下に転がっているゴミクズがその「固い部分の部品」だったのかな??!!(そもそも飛行機はやや角度をつけて突っ込んだはずで、地面スレスレに穴を開けたあと何一つ地面に痕跡すら残さずに消えてなくなる固い物体とは??)
(その写真のUrl)
http://911review.com/errors/pentagon/imgs/exit2.jpg
(もしこの写真が見えないようなら次)
http://911review.com/errors/pentagon/punchout.html
次は先日kotetuさんのご紹介なのですが、
http://asyura2.com/0601/bd43/msg/486.html
911事件>転載「ペンタゴンの壁とバカの壁??911事件の検証」
AML系統のサイトで太田光征さんもペンタゴンに関する公式見解を論破しておられるのですが、
http://pepop.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=76&post_id=399&order=0&viewmode=flat&pid=238&forum=1#forumpost399
そこでも紹介されていたアメリカ土木学会の報告書にある「ペンタゴン内部の被害状況」を表す図を見ますと(この報告が正確だと仮定した上でですが)、Cリングの「出口」付近には全く破壊された柱か無いのですね。「傷ついた」柱が続いているようですが、Cリングの外壁を見事に正円形にぶち破ったモノスゴイ物体は、どうやらその手前の柱は破壊せずに通り過ぎたらしい。
(参照)
http://fire.nist.gov/bfrlpubs/build03/PDF/b03017.pdf
THE PENTAGON BUILDING PERFORMANCE REPORT
この報告自体が信用できるかどうか問題ですが、あの穴を開ける質量と体積とスピードを持った物体が通り過ぎたとは到底思えないですね。指向性炸薬ならどうでしょうか。私にはちょっと知識が無いのですが。爆薬が柱にかすりながらも狭い隙間を通っていく可能性があるのではないのかな? どっちにしても「ボーイングの機体の一部」はオカルトの領域でしょう。
また飛行機の破片が、一枚のペラペラの色のついたアルミ板らしき物体の写真とかエンジンの一部と言われる物体の写真とかだけが残されただけで(実物は何一つ具体的な検証にさらされることなく未だに公開されていない!)、主翼も尾翼も何のカケラ一つ残されていないことに対しても、「粉々になって消えて?しまった」(その割にちゃんと遺体が残っていたようだが?)という公式見解の弁護に必死です。
厚さ2メートル近くあると思われるコンクリートの塊に小型ジェット機をぶつける実験映像を見せて「ホラ、粉々になるじゃないか」と言って誤魔化しているのですが、全長50メートル近い機体がぶつかり、壁に機体がやっと入るかはいらないか位のギリギリの穴を開け(よくまあエンジンが地面にこすれなかったものだ!)、そうして巨大な本体部分と主翼のすべてを「粉々に」してしまう間にも運動エネルギーを失わずに、ペンタゴンの外壁に当たった尾翼まで「粉々に」なってこの世から消え失せたらしい!!
(参照)
http://911review.com/errors/pentagon/crashdebris.html
http://www.oilempire.us/pentagon-hole.html
しかも、WTCで観測された地震計の動きがペンタゴンで観測されていない事実に関しても「当たる角度がWTCと違って浅かったからではないのか」などとお茶を濁す始末! 街灯の奇妙な倒れ方(方向も奇妙だし倒れた芝生に傷跡一つ付いてない)にしても何一つまともな対応ができずにいます。
9-11 Researchでは「ボーイングじゃなかった説」を全てひっくるめて“junk science”つまり「似非科学」と呼んでいますが、どっちが似非なのか、と疑いたくなります。WTC崩壊ではあれほどに起こった事実に忠実に、厳密に科学的な追及をしているというのに、ペンタゴンでは起こった事実の科学的な分析はほっといて「飛行機を見たと言う何百人の証言」を最大の武器にするとは! まして飛行機に関しては、当局お勧めの「普通の判断」を微塵も疑わず、疑う者を「ネオナチ」と汚く罵ることしかできないとは! これじゃ宗教だ! 一体何なのだ? この連中の正体は?
●「ボーイングじゃなかった説」は「陰謀論者=ネオナチ=ホロコースト・ディナイアル」???
そして彼らの最後の「決め手」は「陰謀論者=ネオナチ」のレッテル貼りです。これは「学者の会」だけではなく、「ボーイングじゃなかった説」を唱える者たちすべてに対するどの攻撃でも共通して、徹底的に、執拗に、そして実にヒステリックに行われています。(何かどこかで見るようなやり口だが・・・・。)この姿勢を見ていると、彼らの背後にあるものが見えてくるようです。
実際に次のような、やはり「ボーイングじゃなかった説」に対する攻撃サイトなのですが、モロにイスラエル支持のシオニストが運営するものもあります。
http://flight77.info/
Welcome to Flight 77.info - Documenting the legal process to obtain government-held video recordings related to Flight 77 on 9/11:
次なんぞ、サイト名がOil Empireですから、思想的には例のシオニストの言論詐欺師、ノーム・チョムスキーの系列でしょうか。
http://www.oilempire.us/hoaxes.html
the "Pentagon missile" hoax - the most important disinfo about 9/11 complicity
当然ですが、このような「真相究明運動」を行っている連中は、決して、絶対に、イスラエルとユダヤ人にだけは嫌疑が及ばないように、最大限の注意を払いながら、結局のところ9・11の真相をウヤムヤにしてしまいたいようです。
9-11 Researchにしても、確かにWTC第7ビルに関してシルバーシュタインを採り上げているのですが、結論としては「シルバーシュタインの“pull it”が解体を指しているとする根拠は無い」です。
(参照)
http://www.wtc7.net/pullit.html
"Pulling" Building 7
もちろんこのジイさんが手にした保険金とも、ほんの数日前に手に入れた借地権とも、大急ぎで(まるで最初から決めてあったように)新しいビル建設に取り掛かるシャイロックぶりとも、他のイスラエル・ユダヤ人たち、モサドに対する嫌疑とも、一切切り離して“pull it”だけを吟味しているわけです。(この手合いの定石ですが。)
そして疑いをかける者に対して吐く言葉は、もう言うまでも無いでしょう。ホフマンやその他のこの手のループには『9・11事件の犯人の中にはユダヤ人を含めてはならない』『ユダヤ人に嫌疑をかける者はネオナチでありホロコースト・ディナイアルでありアンチ・セミティストでありヘイトであり人類の敵である』という公然たる了解事項があります。「事実が何か」よりもこちらの方が決定的に大切な様子です。
ホフマン自身がユダヤ人であるのかどうかは知りませんし関心もありません。確かに「ボーイングじゃなかった説」を掲げる者の中には、明らかに米国の白人優先主義者などの団体につながっている部分があります。しかし彼らの態度こそ、まさしくユダヤ人優先主義者であり民族差別主義でしょう。平等だからこそ「悪い奴は悪い」「疑いのかかる者は疑う」のが当たり前だと思うのですが、それが彼らには通用しない。
奇妙なことがあります。民族差別主義や民族排外主義は、その民族の中にあるのならまだ筋が通ります。どこの国にも、日本にも、スペインにも、フランスにも、ロシアにも、中国にも、韓国にも、ほぼ例外なく民族差別主義や民族排外主義が存在します。しかし自分の所属しない民族のために「差別主義者」「排外主義者」にならなければいけない、というのは???
そして彼らが最後の切り札として持ち出す「ホロコースト」って、いったい何だ???? シオニストどもに言わせると「9・11にユダヤ人が関与している」という『新しいアンチ・セミティズム』がある、ということらしい。
(参照)
http://asyura2.com/0505/holocaust2/msg/389.html
ユダヤ・ファシズムの系譜:ジャボチンスキーからシャロンまで(2)ゾンビどもの跳梁
どうやら9・11真相追究に立ちはだかる最後の、そして最大の壁は「アンチ・セミティズム」の壁なのでしょう。逆に言えばここを突破できるかどうか、が最重要課題となると思われます。こういった「レッテル貼り」を利用して世界を動かそうとする連中の化けの皮を剥がせるかどうか、です。
●「学者の会」は『毒気を持った強力な武器』
WTC崩壊に関しての9-11 Researchの真摯で徹底した追及には敬服しますが、やはり彼らもしょせんはレニ・ブレンナーとかノーマン・フィンケルシュタインなどの同類、同調者の部類らしい。彼らの「真相追究」が肝心要のところで急旋回して失速することは初めから保証書付きです。まあこれが彼らの背後にいる者たちの狙い目でしょう。
ところで一方の「学者の会」はどうでしょうか。確かに注意深く見ておかなければならない点はあるでしょうね。アレックス・ジョーンズのPrisonplanet.comやジェフ・レンズのrense.comなどのインターネット・サイトも政治的な動きに利用されている面があります。また「学者の会」のHPでリンクされているサイトにも、私が阿修羅で「これは間違いだ」と指摘した、あまり信用しないほうが良いと思われるものが含まれています。
しかし少なくとも「9・11真相追究」という面では、スティーブン・ジョーンズやレイ・グリフィンなどが加わる「学者の会」の方がずっと進んでいると言えるでしょう。(逆に言えば、それが解るからこそ9-11 Researchが執拗に激しく攻撃するのでしょう。)彼らの方がはるかに正直に「事実は事実だ」と追及しています。だから真相究明の最も強力な武器になる。
木村愛二さんのお言葉を借りるなら「毒をもって毒を制す」で、「毒気」がありそうだからというのでビビッていてはもう一方の猛毒にやられてしまう。「武器」をどう扱えるか、はそれぞれの立場に置かれた人の技量にかかっているでしょう。
どちらにしても我々に必要な態度は「様々な情報は自分で考え自分が判断するための素材であり、全面的に頼るべきものではない」というものでしょう。「ある人の言う事を正しいと信じる」という宗教的な態度ではないはずです。「自分で考え自分が判断する」ことはつらいことで、「信じる」方が楽に決まっていますが、表面的な出来事の背後にいる者たちの本当の狙い目は、世界中の人間にこの「宗教的態度」を植え付けて簡単に操ることが出来るようにすることではないのか、と思います。(レオ・シュトラウスとかいうファシストもたしかそう言ってたような気がするが。)
その意味でも、9・11は「試金石」ですね。
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