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週刊日本新聞〜太田龍の時事寸評http://www.pavc.ne.jp/~ryu/cgi-bin/jiji.cgiより
平成十八年(二〇〇六年)四月八日(土)
(第一千六百四十一回)
○JIm Tukers' Bilderberg Diary
One Reporters 25 Year Battle to Shine the Light one the World Shadow Government
By James P. Tacker Jr. 2005年7月
Published by American Free Press.
(ジム・タッカーのビルダーバーグ日記 −世界の影の政府を白日の下に
さらけ出させるための一記者の二十五年間の戦い。
ジェームズ・P・タッカーJr著 出版アメリカン・フリープレス 二百五十三頁)
○この本を数日前、著者から頂いた。
○ジェームズ・P・タッカーは「スポットライト」紙、「アメリカン・フリープレス」紙の
古参記者である。
○同記者は、一九七五年、週刊「スポットライト」紙が創刊されてから今日まで、
三十年間、継続して極秘のうちに開催されるビルダーバーグクラブの年次総会
を取得し続けて居る。
○当「時事寸評」子は、この十年以上、「スポットライト」「アメリカン・フリープレス」
紙上で同記者のビルダーバーグについての記事を読み続けて居る。
○このたび、同記者の「ビルダーバーグ取材日記」が、「アメリカン・フリープレス」
から出版され、これを通読した。
○この本は全二十四章から成る、
○第一章は、一九七五年から一九八二年まで、この時期、J.P.タッカーは
スポットライト紙のデスクに居て、ビルダーバーグ取材記者を指揮した。
○第二章は一九八三年の年次総会。以下、第二十四章が二〇〇五年、ドイツである。
○付録第四章には、
一九五四年五月二十九〜三十一日、オランダ。
二〇〇五年五月〜八日、ドイツまで、
○年次総会開催の日時と場所が収録されて居る。
○これで見ると、
一九七六年のみ、年次総会は開催されて居ない。
○年に二回、開催されて居る年は、一九五五年、一九五七年。
○開催月は、最近は五月、六月。
最初のうつは、二月、三月、四月、五月と、バラバラである。
○はじめのうちは、J・P・タッカー、「スポットライト」「アメリカン・フリープレス」
が独走して居たが、
○この数年間、J・P・タッカーの戦い
○この数年まで、J・P・タッカーの戦いに同調する現地ジャーナリストの取材が
広がる形成である。
○二〇〇〇年から、「アメリカン・フリープレス」紙の中共問題専門記者
クリストファー・ボリンもビルダーバーグ取材に参加するように成った。
○このボリン記者が、本書に少し長い序文を書いて居る。
○そしてこのボリン記者が掲載した、ビルダーバーグ会議の出席者の写真も
何枚か、収録されてある。
○そのうちの一枚は二〇〇〇年、ベルギー。
○ここでボリン記者は、
ジョージ・ソロスと、スエーデンもと首相カール・ビルト(Carl Bildt)の二人
が談笑して居る場面を、バッチリ、写真に撮った。
○巻末に、ウィリス・カート(Willis Carts)のあとがきがある。
○本書は重要な記録である。
日本民族有志に、なんとかして広く、紹介したい。
(了)
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