★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ43 > 427.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□[古生物]“手首”持つ魚の化石発見|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1828145/detail
[古生物]“手首”持つ魚の化石発見
手首のような構造をした胸びれを持つ新種の魚類化石を、米シカゴ大などの研究チームがカナダ北極圏にある島の約3億8000万年前の地層(古生代デボン紀後期)から見つけ、6日付の英科学誌「ネイチャー」に発表した。4本足の両生類へ進化する直前の魚類とみられ、研究チームは「魚類と両生類をつなぐ『失われた輪』を埋める発見だ」と分析している。
化石は、シーラカンスや肺魚の仲間とみられ、推定体長は最大で約2・7メートル。うろこや頭骨の特徴から魚類に分類されたが、胸びれには4足動物の手首のような関節があり、首のようなくびれもあった。両生類のように、頭から胴体にかけては平たく、目が中央に寄って上を向いていた。
米ペンシルベニア州の約3億7000万年前の地層から「最古の腕」を持つ両生類の祖先の化石が見つかっているが、今回はそれよりも古い。
真鍋真・国立博物館主任研究官は「4足動物だけが持つと考えられていた手の特徴が、魚類の段階から進化していたことを示す興味深い化石で、『最古の手』と位置づけられるかもしれない」と話している。【永山悦子】
2006年04月06日03時32分
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ43掲示板