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2月からの国会での堀江メール真贋(しんがん)事件への私の考えを書きます。あれは本物でしょう。(副島隆彦)
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投稿者 乃依 日時 2006 年 3 月 28 日 10:29:24: YTmYN2QYOSlOI
 

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[96]2月からの国会での堀江メール真贋(しんがん)事件への私の考えを書きます。あれは本物でしょう。 投稿者:副島隆彦投稿日:2006/03/20(Mon) 20:20:34
副島隆彦です。 この2月中ずっと、民主党の永田寿康(ながたひさやす)議員の国会での質問から起きて騒がれた「堀江メール文事件」についての私の考えを書いておきます。
 2月16日から国会で始まった民主党・永田議員の「爆弾質問」で出た堀江貴文名の、「武部勤(たけべつとむ)自民党幹事長の次男坊への3000万円支払いの指示書き」のメールは、民主党が2月28日の会見で「ガセネタ」(偽物、にせもの)と認め謝罪し、全面降伏という形になった。

私、副島隆彦は、あの堀江メールは本物だと思います。 現実の政治の世界というのは、そういう世界です。お金がものすごい金額で、毎日動いています。あんな3千万円ぐらいのお金は、ほんのお礼金の類であって、広島県での、亀井静香と争った堀江選挙の本体のお金は、10億円ぐらい掛かっているはずです。そういう現実の政治のお金の話をしなければいけないのですが、今日は、しません。

私は、自分のアメリカ研究の最新成果である、やっとのことで、来週発売になる本、『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた』上下2巻、徳間書店刊)で一心不乱になって忙しくて、国内の政治の動きを追いかけるのは、疎(おろそ)かにしてきました。そろそろ日常生活に戻ります。

それで、「ミネルバの梟(ふくろう)は、夜、飛び立つ」の、私の好きな政治思想格言に従って、この一ヶ月の事件を振り返ります。 私の考えでは、永田寿康(ながたひさやす、37歳)議員が、国会に持ち出した堀江メールは、本物だと今も思っています。 どうして、それが、「情報提供者を明らかにできない。信頼できない人物だ。連絡が取れない」などどいう理由で押しつぶされたか。

それは、現実政治は、実力のある政治家の政治家生命(玉、たま)を取りにいったら、本当の殺し合いになる、ということを、30台、40台ぐらいのガキの民主党政治家たちが知らない、分からない、経験が無いからです。 命がけになると自民党の、裏も表も本当は、組織暴力団そのものである、こん政治のプロ(ウ)の集団は、「本当に殺すぞ」という、動きをするのです。武部勤(ブブキンとあだ名されている)ぐらいの人間になると、いざとなったら政治暴力団や右翼のおそろしい人間を、数十人は動かす。あるいは、政治警察の中に一番おそろしい部隊を使う。ブブキンの本当の親分の政治家がそれをやる。

 新聞記者たちは、そういうことを知っているのに、書かない。どうやってみても書けはしない。それが現実の本当の政治だ。情報と仲介した西澤孝(にしざわたかし、32歳)というお調子者の人物や、「きっこの日記」に関わって文章を書いていた者たちは、みんな死ぬほど怖い目にあって、暴力団の中でも一番怖(こわ)い人間たちによって、おそらく今も、半殺しの目にあっているはずです。こういう現実政治のコワサを、本当は、真実の言論の力で、私、副島隆彦は、すべて書いて、表現したい。今日は、これぐらいしか書きません。

本物の大人たちなら、こういうことは分かっているのです。みんな本当にコワイ世界のことは、表面世界には伝えないことになっているのです。書いてもとても理解してもらえないだろう、とあきらめるようです。 そして、日本の最強の、最恐怖集団である、一番おそろしい汚らしい実力政治家たち(本当は、この人たち自身が、全国広域暴力団の真の最高幹部たちなのだ)でも、ニューヨークの金融財界人たちの前では、ぶるぶる震える動物のようになる。世界基準の暴力装置の前には、日本の政治恐怖力などたいしたことはない。 こういう一番大きな構造体で世界を見なければいけない。

 アホの前原誠司(まえはらせいじ)民主党代表などは、自分たち松下政経塾系の、アメリカの民主党(ソフト派グローバリスト)にくっついている者たちは、日本の組織政治暴力団の攻撃は受けないと、勝手に思い込んだのが甘かった。 

今年の9月の民主党代表戦には、小沢一郎が出馬するでしょう。そして自民党と最後の戦いをやるでしょう。それで小沢一郎の最後の戦いとなります。

私が、あの堀江メールは本物だ、と思うのは、ごく普通の賢い大人たちの考えと全く同じです。
あれは偽物だ、とは誰も言っていない。言っている人たち自身が、そうだとは信じていない。
「本物だと証明してみろ」というおそろしい脅迫がかかったから、偽物だということになっただけだ。

 以下の意見が、おもしろい。それは、かつて衆議院議員だった糸山英太郎(いとやまえいたろう)氏、という大資本家、投機家で、戦前戦後の政治フィクサーの大物の笹川良一(ささがわりょういち)氏の甥で、日本航空の筆頭株主(表の分だけで4%持っている)である人が、「(武部幹事長は、堀江から)金はもらっているに決まっている」と書いている。

(転載貼り付け始め、出展は後掲)


 結論なら私が言ってあげよう 「金はもらっているに決まっている、しかし振込みでもらう馬鹿な議員はいない」これですべてだ。 私はホリエモンが無所属であるにも関わらず(武部)自民党幹事長室で会見を行っているのを見て確信した。そして国会議員は銀行振込をしない、金銭のやり取りはすべて現金なのだ。20年近く永田町にいたこの私が言うのだから間違いは無い。

糸山英太郎のネット上の文から
(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。以下は、新聞記事である。この一ヶ月間の政界の、実に子供じみた「堀江メール押しつぶし事件」からでも、本当の政治の姿を、見ることのできる国民はたくさんいる。夕刊フジや日刊ゲンダイのようなタブロイド紙までが、「あれはガセネタだ」などど、ゲッベルス飯島の脅しを受けたのか、書いていたのが、私は残念だった。そんなに飯島勲(いいじまいさお)首相秘書官の恫喝(どうかつ)は怖いのか。 タブロイド紙記者たちまでが、渦中で騒がれている最中の事件の報道で殺されるということはないだろうに。  副島隆彦拝

(新聞記事資料)

(1) 「小沢、菅氏らと協議を 鳩山氏が前原代表に注文」
共同通信 2006年 3月20日 (月) 17:45


 民主党の鳩山由紀夫幹事長は20日午後、名古屋市内で講演し、前原誠司代表の党運営について「小沢一郎前副代表、菅直人元代表、横路孝弘元副代表のところに通い、知恵を貸してほしいと率直に話しながら代表としての運営に努めることが重要だ」と述べ、ベテラン勢との協議が必要との認識を示した。

同時に「おれについてこいという方式から、みんなで乗り切っていこうという方向に党の運営を変えていくことが必要だ」と述べ、リーダーシップの発揮より挙党態勢の構築に重点を置くべきだと注文を付けた。

永田寿康衆院議員(民主党の党員資格停止中)の衆院懲罰委員会での弁明、質疑に関しては「国民に理解いただけるような国会の処置をしてほしい」と述べた。


(2)  2006.02.21 糸山英太郎氏 のサイトから

「堀江メールのくだらなさ 国会議員は本当の議論を 」

 ライブドアマネーの政界周辺への還流か、小泉政権の揺さぶりを狙ったガセネタかと永田町は大騒ぎだ。このくだらないメールのおかげで2月16日から国会議員の本当の議論が止まってしまった。
衆院予算委集中審議は、ライブドア前社長の堀江貴文被告が武部勤自民党幹事長の二男に送金を指示するメールを送ったとする民主党情報の真偽をめぐり、両党の罵り合いの場となってしまったのだ。

 国会議員の使命を何だと思っているのか?こんなくだらん話に国会の場をつかうなと言いたい。
結論なら私が言ってあげよう「金はもらっているに決まっている、しかし振込みでもらう馬鹿な議員はいない」これですべてだ。

 私はホリエモンが無所属であるにも関わらず自民党幹事長室で会見を行っているのを見て確信した。そして国会議員は銀行振込をしない、金銭のやり取りはすべて現金なのだ。20年近く永田町にいたこの私が言うのだから間違いは無い。立証責任や懲罰動議などチャンチャラおかしい、どこに人のことを非難できる国会議員がいるというのだ? 

 民主党の永田くんは単純に爆弾男になりたかっただけではないのか。昔から国会の言論戦で、こう呼ばれた議員は何人もいた。独自の情報を手に、隠された事実をすっぱ抜く。政府は立ち往生、実際に国会が止まることもあった。予算委員会の花形で、野党の論客にとってはある種の勲章だったかもしれない。しかし、かつての爆弾男に比べたら永田くんの煮え切らない手法は非常にみっともない。

情報提供者の安全なんてトロいことを、言うのなら最初からやめておけばよかったのだ、相手にガセネタなんて言われる情報なんて情報ではないのだ。政治の真実というものはそう簡単に表にでてくるものではない。だからこそ真実を公にする時には、確かな情報と覚悟が必要なのだ。野党の若手議員にはその両方が無かっただけのことだ。

2006年2月21日 ザ・イトヤマタワーにて 糸山 英太郎


(3) 匿名の人物のブログの文章

民主党、永田議員お詫び会見!
2006年02月28日

 きょう(2/28)、午後2時45分から45分間、民主党、永田議員の「メール送金疑惑」のお詫び記者会見がありました。同党鳩山幹事長、野田国対委員長同席しました。拙宅にてこのテレビの生中継(NHK)を一部始終じっくり拝見しました。

 記者会見は永田議員のお詫び発言が約15分、残りの30分が記者との質疑応答に費やされました。当初30分間の予定の記者会見が少し延びました。上の画像はその一瞬をとらえたものです。何度も何度も深々と頭を下げておりました。

その記者会見の率直な感想を僭越ながら、少し述べさせて頂きます。会見の筆者の関心事は、なぜ“ガセネタ”と云われる、あのようなメールのコピーを使って予算委員会の強気の発言になったのか。
国会議員の重みを承知の上で、一国の総理大臣を相手に、予算委員会のあの強気の発言は何だったのか。メール記事(コピー)の信憑性を、どの程度理解していたのかでありました。

しかしながら本日のお詫び会見で、何も新たな発言はありませんでした。マスコミや巷間云われていた内容と同じで、踏み込んだ謝罪と発言はなかったのです。メールの信憑性のくだりについては、

@情報仲介者(永田議員の)は、元記者で全幅の信頼をおいていた。
Aもとの情報提供者は、元ライブドアの人間で送金関係の業務に従事していた。
銀行口座番号も明らかになっていた。
B受け取ったメールの写しについて、その記されている文書内容は自然なものと感じた。悪意ある作為とは思わなかった。

ざっとこんな会見内容だったと思う。その他の記者会見要旨は、今夜のテレビや夕刊などで、詳細に確認することができると思いますので、ここでは省略させて頂きます。今述べましたように、新たなものは何も出なかったのですが、永田議員の会見は、まじめで素直なお詫び会見だったと思います。
筆者は甘いかもしれませんが、素直に好感の持てたお詫びであったと考えます。


(4)  「堀江メール 永田氏、辞意撤回へ 民主執行部きょう会見 進退に触れぬ方針」
2006年 2月28日 (火) 02:50

 「堀江メール」問題で、民主党の鳩山由紀夫幹事長は二十七日午後、都内の病院に入院中の永田寿康衆院議員に電話し、「進退を預けてほしい」と要請した。永田氏は「分かりました」と応じ、いったん示した辞意を撤回する方向となった。民主党は二十八日、永田氏の謝罪会見に続き、執行部が会見でメールの信憑(しんぴょう)性に関する調査結果を報告。執行部の責任については厳重注意処分などが浮上しているが、進退には触れない方針だ。

 鳩山氏は永田氏から進退の一任を受け、羽田孜元首相や小沢一郎前副代表、菅直人元代表らと相次いで会談し、執行部の方針を説明した。小沢氏とは「苦しい時を乗り越え、政権交代を目指す」として、九月の代表選まで前原誠司代表を支えていく考えで一致した。

 ただ、菅氏は永田氏の議員辞職の必要はないとする一方で、執行部の責任は免れないとの見方を表明。執行部は二十八日、常任幹事会や両院議員総会を開いて党内に理解と協力を求め、一連の騒動にけじめをつけたい考えだが、最終的な責任問題は世論の動向を見極めながら判断する。


(5) 永田氏進退「本人判断」 前原氏、党内批判かわす狙い?
朝日新聞 2006年 3月13日 (月) 23:15

 民主党の前原代表は13日、東京都内での講演後の質疑で、送金メール問題を巡る永田寿康衆院議員(民主党の党員資格停止中)の進退について、衆院懲罰委員会が懲罰を決めた時点で本人の判断に委ねる考えを示した。永田氏の自発的な辞職を否定しない姿勢を示すことで党内外の批判を和らげる狙いだが、4月に衆院千葉7区補選を控えるなかで、世論の反応次第では、前原執行部が厳しい状況に追い込まれる可能性がある。

 前原氏は講演後、永田氏の処分が不十分との声が党内にあることについて会場から問われ、「懲罰委、衆院の決定に従うとの決断を党としてした。衆院の処分決定時にご自身でどう判断されるかということになるのではないか」と答えた。

 永田氏は辞意を撤回して以降、議員を続ける考えを崩していないが、党内外に早期の辞職を求める声が強まっている。前原氏は辞職の是非については明言していないが、党としての新たな処分や働きかけは難しいことから、この日の発言はガス抜きを図ったものとみられる。執行部の一人は13日、「党としての処分は終わっている。聞かれれば、『ご自身の判断』と答えるしかない。(進退問題への対応は)ニュートラルだ」と語った。

 民主党は2月28日、永田氏を党員資格停止6カ月とするとともに、衆院懲罰委に処分を委ねることを決めた。与党側はメール問題をめぐる民主党の内部調査の結果を見て審議したい意向だが、調査結果も当初より遅くなる見込みで、決着が長引きそうだ。こうした事情から、永田氏の辞職を求める声が党内からも相次ぎ、渡部恒三国会対策委員長は「私なら辞任(議員辞職)していた」などとして、自主的な辞職が望ましいとの考えを繰り返し強調。鳩山由紀夫幹事長が10日の記者会見で、渡部氏の発言を「一般論」と説明することで打ち消しに躍起になる事態になっている。 
 (朝日新聞 2006.3.13)

(資料、転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝


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