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□小遣い/月額最多回答は…男3〜5万円、女3万円未満−−ネットアンケ [毎日新聞]
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/katei/news/20060316ddm013100101000c.html
考:小遣い/1 月額最多回答は…男3〜5万円、女3万円未満−−ネットアンケ
「自分へのご褒美」に最近、何かを買ったり、食べたりしましたか。お金の出どころはお小遣い? それとも雑費、食費? サラリーマンなら、月末になると「小遣いを使いすぎて、昼飯はかけそば」と嘆く同僚が一人や二人はいるはず。既婚者と独身者では自由になる額も違うし、「小遣いはゼロ。でも、時々、友人とはレストランで食事をします」という主婦もいるようだ。お小遣いって一体、何なのでしょう。【遠藤和行】
「給与が振り込みになってから、家計は妻に握られ、小遣い制になった」と嘆く先輩記者もいるが、明治時代の給与所得者である教員も、小遣いはなかなか厳しかったようだ。
岩波新書「物価と家計簿」(丸岡秀子著)に、明治期の東京で暮らす給与所得者(男性教師)の一家の家計が紹介されていた。1904(明治37)年に出版された「家事経済学」からの引用だが、月収50円の教師の月の小遣いは1円。
この教師は両親と妻、子どもの7人家族で、昼食は弁当を持っていったとしても、月収の2%は、ずいぶんと少ない。1円の小遣いをどのように使っていたか定かではないが、現代のサラリーマンが考える「小遣い」とは、かなり使い道が異なっていたに違いない。
では、仕事を持っている現代の男女の小遣いの実態は、どのようになっているのだろうか。
インターネットのニュースサイト「MSN毎日インタラクティブ」で2月末〜3月上旬に、毎月の小遣いアンケート(年齢不問)を実施したところ、1319人(男性832人、女性487人)から回答が寄せられた。仕事をしている男性770人のうち、「3万円以上5万円未満」が最も多く33%で、「3万円未満」が25%だった。女性は仕事をしている、していないにかかわらず約半数の237人が「3万円未満」と回答した。
「小遣いに含まれるもの」として、昼食代▽散髪・美容院代▽ゴルフ、観劇など趣味の費用▽被服費▽書籍代▽飲酒・飲食費−−の6項目(複数回答)から選択してもらったところ、男女ともに小遣い額が多ければ、多いほど、選択する項目が増えた。
逆に、「3万円未満」と回答した仕事をしている男性は「昼食代は含まない」「本代のみ」「ゴルフ、観劇など趣味代」など、使途が限られる傾向があった。つまり小遣いの中身は家庭によってさまざまなのだ。
◇100年前は月収の2%、今は?
給与所得者が少なかった明治時代の教師が月収の2%であるなら、平成の共働き夫婦は、どのくらいの額を小遣いとして使っているだろうか。
平日の午後、東京都心の日比谷公園の木陰のベンチに座っていた男性会社員(42)は子どものいない「DINKS」。毎月の小遣いは7万円で、結婚して以来、7年間変わらない。
「昼食代1000円(1日)とたばこ代1万円(1カ月)は必ず使う。時々部下と飲みに行くこともあり、多めに払わなければならず、小遣いは不足気味」と嘆き、「趣味で使うのは本代ぐらい。10万円はほしいけれど、妻の60代の父は昼食込みで5万円っていうし、あまり強く言えない」とも。額は夫婦で決めたが、奥さんの小遣いは「いくらで、何に使っているか知らない」とのことだ。
× × ×
「百円亭主」などという言葉が登場したのは1955年。今なら「千円亭主」だろう。「自分の小遣いは自分で稼ぐ」と豪語して、競馬などギャンブルに励む同僚もいるが、月末になると奥さんに頭を下げているようだ。次回は、男性サラリーマンの小遣い事情について、探ってみる。
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◆あなたのお小遣い額は?◆
<男性>832人(62人)
・3万円未満 …220人(30人)
・3万円以上5万円未満…267人(15人)
・5万円以上8万円未満…169人 (9人)
・8万円以上 …176人 (8人)
<女性>487人(79人)
・3万円未満 …237人(55人)
・3万円以上5万円未満…120人(14人)
・5万円以上8万円未満… 68人 (6人)
・8万円以上 … 62人 (4人)
※「毎日インタラクティブ」アンケート調査から ( )内は、職についていない人
毎日新聞 2006年3月16日 東京朝刊
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