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【WBC】「明らかな誤審」に救われた米国
米国、日本戦で「厚顔無恥な」詐欺劇
米国が世界の野球ファンを相手に厚顔無恥な詐欺劇を繰り広げた。実力では勝てないとでも思ったのだろうか。
13日(韓国時間)、米国カリフォルニア州で行われた米国対日本戦で、勝負に決定的な影響を及ぼす「疑わしい判定」が発生した。
3対3で同点8回表、日本は1死満塁で6番岩村がレフトフライを打った。3塁走者の西岡はレフトの ランディー・ウィンが球を取った瞬間、ホームに向かって全力疾走。ウィンがホームに向かって投げた球は大きく外れ、西岡は余裕でホームを踏んだ。日本が貴重な決勝点を決めたと思われた瞬間だった。
米国代表監督が球審に「レフトのグラブにボールが納まる前に3塁ランナーがスタートした」とアピール。3塁審判はレフトの捕球を確認するために外野に向かっており、2塁審判が3塁ランナーの足を見ていた。アピールを受け入れた球審は2塁審判を呼び正確な説明を聞き、これによりセーフの判定が覆された。
これに日本代表王貞治監督が強く抗議したが受け入れられなかった。日本応援団はブーイングを浴びせたが球審の耳には届かなかった。
大会の中継を行うESPNは当時の状況を何度もスロー画面で繰り返し放送した。3塁ランナー西岡は捕球後にスタートを切っていた。明らかな誤審だ。
この試合でアメリカは序盤から日本に主導権を奪われていたため、8回の失点は敗北につながるほかなかった。
世界最強を自負するアメリカが「不当なホームアドバンテージでも勝てるなら厭わない」という本性を見せたわけだ。
アナハイム=クァク・スンフン特派員
『スポーツ朝鮮』
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/03/13/20060313000035.html
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