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(回答先: スケート連盟、不透明支出 赤字1.5億円、内部調査へ [朝日新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 3 月 12 日 19:42:18)
□元会長の会社が納入 スケート連盟、国際行事記念品 [朝日新聞]
http://www.asahi.com/paper/national.html
元会長の会社が納入 スケート連盟、国際行事記念品
文部科学省所管の財団法人「日本スケート連盟」(東京都渋谷区)の不透明な資金支出問題で、久永勝一郎元会長(74)が経営していた会社が、連盟の国際事業委員会が運営するフィギュアなどの国際イベントで配られる記念品について、事業委への納入をほぼ独占し、転売益を得ていたことが関係者の話でわかった。この記念品をめぐる取引も連盟理事会に報告されておらず、近く発足する連盟の調査委員会で調査対象となる見通しだ。
事業委は、久永元会長が会長在任中の99〜02年に国内で開いたフィギュア世界選手権や国際スケート連盟(ISU)京都総会など六つのイベントで、総額約4750万円分の記念品を各国のISU役員らに配った。
久永元会長は朝日新聞の取材に対し、これらのイベントで、自らが経営していた都内の健康用品販売会社が各業者から記念品を仕入れ、事業委に転売していたことを明らかにした。それぞれの取引で5%程度の転売益を得ていたと説明している。
このうち、02年6月のISU京都総会では、総額約1440万円の記念品を配った。記念品の選定も久永元会長が取り仕切り、蛇の目傘のほか、一般参加者用としてガラス細工の「三重塔」の置物(1万円相当)、ISU役員などVIP用にはひと回り大きい「五重塔」の置物を用意したという。
連盟関係者は「過去のISU総会と比べてかなり高額の土産だった。総会後、記念品が大量に余り、事務局に山積みになっていた」と話す。
この京都総会は、久永元会長が98年に選ばれたISU副会長(フィギュア部門最高責任者)の改選時期に開催。再選を目指した久永元会長は副会長選の投票権を持つ各国の新理事候補15人を京都市内の料亭で接待していたという。
これらの費用はすべて事業委員会から支出され、03年6月までの1億5000万円以上の赤字につながった。
ある連盟関係者は「久永元会長は選挙対策として、採算の見通しが立たない国際大会も積極的に国内に誘致し、親日派の各国役員を増やそうとしていた」と指摘。こうした国際大会の積極誘致も結果的に連盟の資金難に拍車をかけたという。
久永元会長は副会長選で落選。04年6月に「健康上の理由」で連盟会長を退いた。
◇ ◇
◆私腹肥やしていない 元会長と一問一答
久永勝一郎元会長が朝日新聞の取材に語った主な内容は次の通り。
――国際事業委の記念品購入で、なぜ自社を通して転売益を得たのか。
「事業委は大会前はお金が入ってこない。資金を立て替えるから、その間の利息というか。若干利益があったでしょ。5%くらいじゃないか」
――会長の会社が連盟の事業でマージンをとるのは問題では。
「別に私腹は肥やしていない。僕じゃなくて会社がとっている」
――自社を通すのは連盟理事会に伝えたのか。
「言っていない。事業委は組織も財務も全部連盟本体と分かれていたから」
――自社に事務局を間借りさせ、家賃を月25万円得ていたが。
「連盟本部にスペースがなく、自社はスペースが空いていた。(家賃は)高いと言えば高いでしょうな」
――02年ISU京都総会で副会長再選を目指した理由は。
「フィギュアの独立ですな。ISU会長はずっとスピード畑。(ISUからの)フィギュアの分離を画策する連中に乗った。フィギュアが独立するには理事の数で多数をとらなければならない。だから新理事候補を料亭に招待して総決起大会を開いてね。(落選は)はらわたが煮えくり返るぐらい悔しいけど、しょうがないですな」
◆調査委設立、正式に発表
「日本スケート連盟」の藤森光三会長代行らは12日夜、東京・渋谷の岸記念体育会館内で記者会見を開き、外部の専門家を交えた調査委員会を設立すると正式に発表した。6月末までの結果報告をめざすという。
連盟は、昨年9月の評議員会で資金難の解明を求められており、すでに内部調査を開始。客観性を高めるため、外部の弁護士や公認会計士の人選を急いでいる。
藤森会長代行は「国際事業が赤字だったのは事実だが、決算は理事会で承認した正当なものだ」と述べた。また、この会社と連盟との取引関係については「(家賃以外は)ないと思う」としている。
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