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幕末期の一八六五年に日本初の貿易会社として設立され、坂本龍馬らが住んだとされる長崎市伊良林二丁目の「亀山社中跡」が十八日で閉館することが十日、分かった。一般公開に携わってきた市民団体「亀山社中ば活(い)かす会」の山下兼俊副会長は「長年、所有者の善意で公開してきたが、二月初め、閉館を求められた。会独自での運営は難しく、判断した」と話している。
亀山社中は龍馬らが倒幕活動や貿易、軍艦、銃器の購入斡旋(あっせん)をする拠点だった。その跡は全国の龍馬ファンに人気が高く、四月一日に開幕する「長崎さるく博'06」のまち歩きコースにも含まれていた。関係者は閉館に困惑している。
社中跡は、一九八〇年代後半、保存公開を求める機運が高まり、地元住民らが八九年、同会を結成。当時の所有者=同会元副会長=が一部について無償で許可し、同会の運営で土日祝日に公開。二〇〇四年の来館者は約一万五千八百人、昨年も一万四千五百人だった。
同会は社中跡の公有化を市に働き掛けたが、当時の所有者が二〇〇〇年十二月に死去。その後、公有化に向けた協議が進まなかったという。
社中跡は長崎さるく博のコースの主要ポイント。コース紹介のマップブックに室内写真を掲載していたため、急きょ、同跡の外観写真に刷り直した。
長崎さるく博'06推進委事務局の浦瀬徹局次長は「残念だが、コースそのものは全国にアピールできる。ガイドの育成などを含め魅力を発揮していきたい」と話した。
亀山社中ば活かす会は、四月上旬から近くの伊良林平薬師堂(伊良林二丁目)の敷地内にプレハブの展示場を開設。社中跡で公開していた写真やパネルなど百五十点を展示、長崎さるく博の対応に当たる。
亀山社中跡は十一、十二の両日と十八日いずれも午前十時から午後三時まで一般公開する。
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