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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000003-scn-cn
【中国】大江健三郎氏:南京大虐殺記念館を初めて訪問
中国を訪問しているノーベル賞作家の大江健三郎氏が12日、江蘇省・南京市にある南京大虐殺記念館を訪れた。中国新聞社などが伝えた。
大江氏は中国社会科学院・外国文学研究所の招きで8日から15日まで中国を訪問している。訪中は今回が5回目。
10日には北京大学付属中学校で講演を行った。大江氏は小泉純一郎首相の靖国神社参拝に触れて「日本と日本の若い世代の将来を最大限に損ねるものだ」と述べた。
11日には北京市内の人民大会堂で中国共産党中央政治局常務委員会の李長春氏と会談した。李氏は「大江先生は日本の軍国主義復活に反対し、両国の文化交流や友好事業の発展に尽力された」と述べた。
更に大江氏は12日、南京大虐殺記念館を初めて訪れた。13日付の現代快報は「館内には展示品がたくさんあるが、大江氏は一つひとつに丁重に頭を下げていた」「頭を下げた回数は全部で100回を超えているだろう」と報じた。
大江氏の訪中について、中国メディアは「大江氏は日中関係を心配しているが、将来には希望を持っている」(9日付、中国新聞社)「大江氏は日本人の鏡だ」(14日付、現代快報)と大きく報道している。(編集担当:菅原大輔)
※記事中の大江氏の発言は、中国語による報道文を編集部が翻訳したものです。
(サーチナ・中国情報局) - 9月14日12時18分更新