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http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-September/009102.html から転載。
[AML 9502] 米紙、北朝鮮ミサイル脅威論を批判
fujitanihideo fujithid at yahoo.co.jp
2006年 9月 23日 (土) 22:16:59 JST
相模原の藤谷です。
7月の北朝鮮のミサイル「実験」を待ちかねたように、政府は
ミサイル防衛システムという壮大なオモチャに巨額を準備し、
経済制裁という宣戦布告をしました。他にも軍国化への様々な
布石を打っている名目は、アラスカにも届く「テポドン」の脅
威論でしたね。西のラムズフェルド長官や東の安倍長官などの
騒ぎよう(はしゃぎよう)は英タイムズ紙にも嗤われました。
どころで、米ロサンジェルス・タイムズ紙が下記の記事で脅威
論に大きな疑義を呈しています。
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fg-korea23sep23,0,576349.story?coll=la-home-world
(又は、短縮アドレス: http://qrl.jp/?240195
「北朝鮮ミサイルの射程に疑問」(North Korea's Strike Range
Cast in Doubt
)
(2006年9月23日付けオンライン版)
要点は次の通りです。
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7月の発射実験失敗をふまえて、米太平洋軍の最高司令官であ
るファロン(Fallon)海軍大将は、米政府の共通認識ではない
が、自分は北朝鮮には長距離ミサイル攻撃の能力はないし、当
面それを獲得することもないと信じていると語った。
又、「テポドン」発射は8年前に失敗して、今回も1分ともた
ずに分解する失敗だった。発射は、第一義的には技術的な実験
ではなく挑発のつもりなのだと述べた。
ラムズフェルド国防長官はミサイル防衛システム予算の獲得の
ために北朝鮮の発射を高度に政治利用して、その脅威を強調し
過ぎている。(注:この一文は、引用ではなくLAタイムズ紙の
見解と読み取れます。)
Fallon大将はまた、政府が中国を冷戦時代のソ連と同様の敵と
していることも批判し、もっと中国軍との協調を計るべきだと
述べている。
*************************
この時期に米軍の中枢の人物が有力紙でこのような発言をして
いる事実は大変重いではありませんか。
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FUJITANI, Hideo
e-mail: fujithid at yahoo.co.jp
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