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http://www3.nhk.or.jp/news/2006/09/23/d20060923000026.html
クーデターの発生から丸3日がたった22日夜、首都・バンコクの中心部では、大学の教授や学生など数十人が参加して、軍部に対する初めての抗議行動が行われました。参加者らは、軍が強権的な手法で政権を倒し、言論などへの統制を強めていることを非難し、「民主主義の回復」を訴えて、1時間余りにわたって座り込みを続けました。集会を呼びかけた大学教授は、「軍部には集会や報道の自由など表現の自由を認めるよう求める」と述べ、政治活動の禁止や報道規制などの措置を直ちに撤回するよう求めました。これに対して警察は、報道陣や大勢の市民が見守っていることを意識してか参加者の強制的な排除には乗り出さず、大きな混乱はありませんでした。軍部は、一連の統制強化は治安維持のために必要な措置だとしていますが、市民の間にも強権的な手法に対する批判が表面化し始めており、軍にとっては2週間以内としている暫定政権の発足を通じて民主的な国づくりにどう道筋をつけるかが課題となっています。