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タイ国軍クーデターに至る時系 [アルジャジーラ]
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投稿者 white 日時 2006 年 9 月 21 日 16:01:42: QYBiAyr6jr5Ac
 

□タイ国軍クーデターに至る時系 [アルジャジーラ]

 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2473959/detail

タイ国軍クーデターに至る時系

 【アルジャジーラ特約20日】タイの政情不安の流れは以下の通り。

2005年

2月 タークシン・タイ首相率いるタイ・ラック・タイ(タイ愛国党)が下院500議席中、377議席(改選前319議席)を獲得、2度目の地滑り的勝利を収める。

9月 タークシン首相の旧友、ソンディ・リントンクン(メディア・グループ創設者)は、国営テレビでのトークショー出演で複数の政党を批判したという理由で放映を阻止された後、首相の汚職、縁故主義、権力乱用を非難して、バンコクの公園で毎週、集会を開き始める。

2006年

1月 タークシン首相の親族が、同首相が創設した電気通信企業グループ、「シン・コープ」の多数株をシンガポールの国営投資会社、テマセクに売却。この非課税による19億ドルの企業売却がタイの中流階級を怒らせ、ソンディ氏の運動に勢いを与える。

2月 タークシン政権に反対する街頭活動が次第に増大し、タークシン首相は反政府の最大規模のデモが組まれている2日前、時期を3年繰り上げて臨時選挙を4月2日に実施すると発表。

 主要な野党は、タークシン首相が憲法改正のために中立的機関を設置せよという要求を拒否した後、選挙ボイコットを発表する。

3月 約10万人のデモ隊が首相府を取り囲み、タークシン首相が辞職するまでデモを続けると誓う。

4月2日 野党がボイコットする中、総選挙が行われ、タイ愛国党が過半数を制する。

  4日 強い抗議の運動の後、タークシン首相がブミボン国王に拝謁、次期国会が開始された後、直ちに退陣すると声明。

  

  5日 首相の日常執務をチャチャイ・ワナサティット副首相兼法相に委譲。

  

 25日 国王が3高級裁判所の判事らに「混乱状態」の収拾を指示。

 26日 3主要野党が、4月2日選挙を無効とするならば、新しい選挙に候補者を立てると声明。

5月8日 憲法裁判所が、前回選挙を違憲として新規選挙を実施すべきだとの判断を示す。

 23日 タークシン首相が日常執務に復帰。経済と安全保障の課題で仕事に戻ると言明。

 30日 政府が10月15日を無効となった選挙のやり直し日と決める。

6月   タークシン首相が野党、民主党と3新聞社を相手取って、名誉棄損で210万ドルの損害賠償請求訴訟を起こす。

 13日 憲法裁判所がタークシン首相の党と民主党によって選挙に関わる職権乱用行為があったと認め、もし有罪ならば、政党を解散するとした。

  

 20日 タイ国軍司令官がタークシン首相の支持者とみられる中堅将校100人以上を予期せぬ形で再任する。国軍内部が分裂しており、クーデターがあるのではないかとのうわさが広がる。

  

7月21日 国王が10月15日をやり直し選挙の期日として承認し、政治的危機の速やかな収拾を望む。

8月 警察がタークシン首相の自邸近くで爆弾製造材料を積んだ車両を発見した後、同首相が陸軍将校を暗殺未遂行為で非難。

9月19日 戦車と軍部隊がバンコク市街に進駐。ソンティ陸軍司令官がクーデターにより権力を掌握し、タークシン首相を追放すると言明。

(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)


2006年09月21日14時14分

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