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2006年09月14日22時38分
http://www.asahi.com/international/update/0914/016.html
台湾の陳水扁(チェン・ショイピエン)総統は13日、台北とニューヨークを結ぶテレビ電話記者会見で、来年からは「台湾」として国連加盟を求めるとの方針を明らかにした。台湾は今年まで14年連続で「中華民国」として国連加盟を求めてきたが、事実上の門前払いを受けてきた。「台湾」としての加盟申請は「中華人民共和国」の代表権を認めることになり、台湾にとっては方針転換。「一つの中国」を掲げる中国が強く反発するのは確実だ。
国連では12日に第61回総会が開会した。台湾による「中華民国」としての加盟申請については、初日の一般委員会で早々と、来年9月までの総会開会中は議題にしないことが決まった。
陳氏は、13日のテレビ電話会見で「2300万人の台湾の人々は中華人民共和国によって代表されない」と述べ、中国とは別の主権国家として国連加盟を模索する考えを示した。陳氏は「台湾は独立した主権国家で、第二の香港にはなりたくない」とも述べた。
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中国外務省の秦剛副報道局長は14日の定例会見で、台湾の陳水扁総統が「台湾」として国連加盟を求める方針を表明したことに対し、「一つの中国の原則に対する挑戦だ」と批判した。こうした方針は「人々の支持を得られない」と指摘。「台湾当局に対し、歴史の潮流に順応して一切の国家分裂活動を停止するよう懇請する」と語った。