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2006年09月12日
予告スクープ――もう一丁!
FACTAは9月13日午前6時を期して、またスクープを報道します。今度のインパクトはたぶんもっと大きい。海外紙にも追っかけさせたいな。(中略)今度はそこまで完勝は期待しない。ちょっと漏れかかっているので、9月20日の10月号刊行日まで待っていては、スクープがもたないと判断した。しかし、取材はずっと先行していたはずで、ウラも取れているから、中身の濃さには自信がある。
http://facta.co.jp/blog/archives/20060912000239.html
(注意:そのスクープを読めるのはメールマガジン年間予約購読者だけ、だとさ)
関連記事:
<9月13日>(水)
〇FACTAが、「安倍氏が10月にも日中首脳会談 代償には『台湾切り捨て』カードか」というメルマガを本日付で流している。
政権発足後も、中国に対して強硬外交を展開すると見られてきた安倍晋三新首相が「サプライズ外交」に踏み切ろうとしている。就任早々の10月にも北京を訪れて胡錦涛国家主席と首脳会談を行い、その途上でソウルに立ち寄って盧武鉉韓国大統領とも会談する構想で、水面下では日中韓の複雑な駆け引きが始まっている。
〇あ〜あ、書いちゃったか、てな感じですな。こういうことを書いちゃうと、中国側で反対論が起きてつぶされるか、日本側で事前の期待値が上がってしまうか、結果として日本外交が損をすると思うんですけどね。でも阿部編集長は自信満々のようです。
〇自民党総裁選挙は、安倍さんが単勝1.1倍の銀行レースである。では、その先のシナリオを安倍さんの身になって考えてみると、最初の外遊先にどこを選ぶかが問題になってくる。が、アメリカは中間選挙まで残り2ヶ月を切っており、「ブッシュさん、会ってください」と言い出すのはご迷惑もいいところ。どうせなら、「アメリカに行く前に中国に行く」とカッコいい。中国側としても、そんなに悪い話ではない。なんとなれば、どの道11月18〜19日にハノイで行なわれるAPECでは会わねばならない。その前に、日本の新首相が「真っ先にやって来ました」と言ってくれたら、日中関係を収める上ではかなりいい筋書きとなる。
〇おそらく、そういう読み筋で谷内次官が動いていたのだろう。と、この程度であれば、かんべえも本誌9月1日号を書いたあたりから気づいておる。FACTAの記事の面白い点は以下の部分。
しかし、韓国がこの動きをいち早く察知した。潘基文外交通商部長官(外相)がこのままでは日中韓3国のなかで韓国の盧武鉉政権だけ取り残されてしまうと危機感を抱き、 9月6日に訪韓した谷内正太郎外務次官に日韓首脳会談を提案した。韓国の面子を守るため、北京への途上、ソウルに先に立ち寄る歴訪案を日本側は提案している模様だ。
〇なるほど、日中関係改善になってしまうと、韓国が取り残されてしまう。こうなると恥も外聞もありませんな。まるで自民党の派閥みたいなもんです。
〇他方、FACTAの記事では、安倍陣営がその見返りに「台湾を見捨てるカード」を切るとしている。これはどうでしょう。安倍さんがやりますかね、そういうことを。もうひとつの懸念は、言うまでもなく靖国問題ですが、こちらについては日本側さえ大人しくしていれば、何とか収まると思うのですが。
http://tameike.net/comments.htm#new