★阿修羅♪ > アジア5 > 660.html
 ★阿修羅♪
中国への抗議を恐れるアナーキスト(ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 )など転載
http://www.asyura2.com/0601/asia5/msg/660.html
投稿者 たかす 日時 2006 年 9 月 11 日 22:04:22: ifeEPcYg7BdHI
 

中国への抗議を恐れるアナーキスト(ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 )より抜粋

イギリスのアナーキスト(無政府主義者)--(シアトルからゴーテンバーグおよびジェノアにまで及ぶ抗議行動のプロ)---は、中国で来月行われる経済サミットでの抗議行動を拒否している。射殺もしくは投獄されることを恐れているためだ。

過去2年の世界中の経済サミットを大混乱に陥れたこの反グローバル化組織は、10月上海で開催される、ジョージ・ブッシュ米大統領および他のリーダーが参加するアジア太平洋経済協力フォーラムでの抗議行動を見送ることを決定した。

テレグラフ紙によると、ある英国アナーキスト(無政府主義者)の(インターネット)ホームページでは、上海に行かないよう呼びかけているという。「中国政府は、民主主義抗議者を射殺してきた過去がある。あらゆるデモ行動は危険」と警告しているという。

警察を狙う、英国のあるアナーキストはこう語る。〔このアナーキストは過去に、穏健派「Reclaim the Streets」グループおよび、より急進的なグループ「Wombles」(白い保護用オーバーオールを着用するためこう呼ばれている)によってデモに参加したことがある〕「我々は現実的になる必要がある。デモ参加者として中国に公然と入ることは不可能だろう。たとえ入国したとしても、何年も投獄されたり射殺されるリスクに直面することになる」
10月6〜9日にブリスベン(オーストラリア)で行われる連邦政府首脳会議のものものしいデモ対策と、10月17〜20日の上海当局の暴力対策の軽さを比較して、オーストラリア治安当局は無政府主義者グループの偽善を指摘する。
親チベット派グループのように、明確に中国への抗議理由を持ち、対中国抗議行動に経験を積んだグループでさえ、共産主義国家の餌食になることを敬遠している。
ロンドンを拠点にするチベット・インフォメーション・ネットワークのアリソン・レイノルズは、次のように述べた。「私は、人々が中国で抗議行動を起こした場合に起こり得ることを想像するだけで怖気づいてしまっていると思う。その気持ちは十分理解できるが」
http://www.tibethouse.jp/news_release/2001/Anarchists_too_scared_Sep09_2001.html

私のコメント:やはり中国の警察は弾圧や拷問が半端じゃないからね。

ドクター嵯峨の近代中国人物余話
その3:李石曾(1881〜1973)
http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/~saga/yowa3.html
その5:師復(1884〜1915年)より抜粋
しかし、何より感慨深かったことは、師復の墓が人知れずひっそりと残されていたことである。近代の革命家や政治家の墓には、文革時期に破壊されてその後修復されたものも多く見られる。同じ杭州にある徐錫麟や陶成章の墓などはその類であると聞いた。それに比べて、師復の墓は何事もなかったようにそこにあった。師復はあの世─勿論アナキストである彼は否定していたが、万が一あったとして─で、一体どのような思いをしていることであろうか。アナキストたるもの、権力者から憎悪されて当然と考えていた師復のことであるから、マルクス主義者たちから目の敵にされなかったことを歯痒く思っているであろうか。しかし、少なくとも彼らから顕彰されることがなかったことだけは、師復にとって光栄なことであったと思う。師復は死後においてさえ、権力者から称えられることを望むような俗物ではなかったからである。さて、現在の墓も以前と同じであれば良いのだが。
http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/~saga/yowa5.html


中国の政治情勢と
ボリシェヴィキ・レーニン主義者の課題
トロツキー/訳 西島栄より抜粋
 1928年2月のコミンテルン執行委員会総会とコミンテルン第6回大会において、中国の情勢に関する根本的に誤った評価が下されている。恐るべき敗北をごまかすために、革命情勢が維持されている(「「二つの波のあいだ」)と宣言され、以前と同様、事態は武装蜂起とソヴィエトに向けて進んでいると述べられている。
 実際には、1925〜27年の第2中国革命は、その課題を完遂することなく一連の破滅的な敗北のうちに終焉した。今ではわれわれは、間革命期にいる。ブルジョア反革命が全面的に支配し、外国帝国主義の立場が強化されつつある。
 (略)
 コミンテルンの完全に日和見主義的な路線は、中国革命の運命を決した次の四つの問題に表現されている。
  1、党の問題。中国共産党はブルジョア政党たる国民党に入党した。この党のブルジョア的性格は「労働者と農民の党」という、あるいは「四つの階級」の党というペテン的哲学で仮装されていた(スターリン=マルトゥイノフ(1))。こうしてプロレタリアートは最も危機的な時期に自分たちの党を奪われた。なお悪いことには、エセ共産党は労働者を欺くためのブルジョアジーの補完的道具に成り果てた。世界革命運動の歴史においてこれに匹敵するような犯罪は見当たらない。この責任は全面的にコミンテルン執行委員会とその指導者たるスターリンにある。
 現在でさえ、インド、朝鮮などの他の諸国でも「労働者と農民の党」、すなわち新しい国民党が設立されているため、中国共産党反対派は、第2中国革命の経験にもとづいて次のように宣言することを必要とみなす。
 いついかなる場合においても、プロレタリアートの党は他の階級の党に参加したり組織的に融合してはならない。プロレタリアートの党の絶対的独立は共産主義政策にとっての第1の決定的な条件である。
  2、帝国主義の問題。コミンテルンの誤った路線は、国際帝国主義のくびきがすべての「進歩的」階級を団結させているという主張にもとづいている。言いかえれば、コミンテルンのスターリニスト理論によれば、帝国主義のくびきは何ゆえか階級闘争の法則を変えるものらしい。実際には、中国の生活に帝国主義が経済的・政治的・軍事的に浸透したことは、国内の階級闘争を極度に先鋭化したのである。
 底辺では、中国経済の農業的基盤においてブルジョアジーは有機的かつ不可分な形で封建的搾取形態と結びついている。頂点では、ブルジョアジーは有機的かつ不可分な形で世界金融資本と結びついている。中国ブルジョアジーは農業封建制からも外国帝国主義からも自由であることはできない。
 中国ブルジョアジーと最も反動的な封建的軍閥との対立、および中国ブルジョアジーと国際帝国主義との衝突は、決定的な瞬間においては常に、貧しい労働者と貧農に対するブルジョアジーの非和解的な敵対を前にして後景に退く。
 中国の労働者と農民に対抗して、背後に世界帝国主義の軍事的支援を常にあてにすることができる、いわゆる民族ブルジョアジーは、世界のどのブルジョアジーよりも急速かつ無慈悲に階級闘争を内乱へと持っていき、労働者と農民を血の海に沈めた。
 コミンテルン指導部が、中国の民族ブルジョアジーを革命的ボリシェヴィキの批判と抗議から守りつつ、彼ら民族ブルジョアジーが労働者と農民の背中の上に座るのを助けたこと、これは巨大な歴史的犯罪である。あらゆる革命の歴史において、スターリニスト指導部が中国ブルジョアジーのために作ってやったような隠れ蓑と仮面をブルジョアジーが持ったことはいまだかつてなかった。
(略)
 中国ブルジョアジーは、人民大衆を粉砕した後、軍閥の独裁を甘受することを余儀なくされた。これは、当面する時期、国家権力の唯一可能な形態であり、それは、一方では、人民大衆に対する中国ブルジョアジーの非和解的な敵対関係から、他方では、外国帝国主義に対する中国ブルジョアジーの依存から生じている。ブルジョアジーの一部の層や地方的グループは剣の支配に満足していないが、全体としての大ブルジョアジーは剣による以外には権力を維持することができないのである。
 「民族」ブルジョアジーは革命的国民の先頭に立つことはできないために、民主主義的議会制度を受け入れることができない。「人民の保護」の一時的体制の名において、「民族」ブルジョアジーは軍閥の支配を確立しつつある。
 これらの軍閥――彼らはブルジョアジーのさまざまなグループの特殊的・地方的利害を代表している――は相互に次々と衝突しあい、あちこちで戦争を開始している。これが、革命が粉砕されたことの報酬なのである。
 今さらどの将軍が「進歩的」であるかを決定し、またしても革命闘争の運命を将軍の剣に結びつけようとするのは、憐れで軽蔑すべき試みである。
 (略)
 経済好況は――たとえ脆弱で短命なものであっても――再び労働者を工場に集め、階級的自信を高め、それゆえ労働組合組織の建設と共産党の新たな影響力伸張のための条件をつくり出すだろう。産業好況はけっして革命を一掃することはできない。反対に、結局のところそれは、すべての未解決の問題と、現在は押さえつけられているすべての階級的・準階級的対立(軍閥とブルジョアジーと「民主主義」との対立、「民族」ブルジョアジーと帝国主義との対立、そして最後にプロレタリアートと全体としてのブルジョアジーとの対立)を復活させ先鋭化させるだろう。好況は中国の人民大衆を士気阻喪と受動性から離脱させるだろう。そしてその後に不可避的に到来する新しい恐慌は、新しい革命的衝撃になるだろう。
 もちろん、国際的性格を持った諸要因はこうした過程を阻害したり、あるいは反対に促進するだろう。
 (略)
『反対派ブレティン』第1/2号
1929年6月
『ニューズ・レター』第34号より
トロツキー研究所 
http://www.trotsky-library.com/1920-3/ch-task.htm

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ HOME > アジア5掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。