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「北朝鮮の国家機関から指示されたとの供述を一部の容疑者から得た」というのが唯一の証拠なのか? 「日本の警察での容疑者の自白」ってそんなに信用できたっけか?
それに、どの程度の関与なのか? たとえばパロマ事件で「パロマ工業製の瞬間湯沸かし器の販売を担当するパロマが、事故発生を通産省(現・経済産業省)に最初に報告した1992年7月以降、97年と2001年にも死亡事故を把握し、同省に報告していたことがわかった。//どの時点でも、消費者に情報は開示されず、結果的に被害の拡大を防げなかった。」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060716i104.htm)というのがあるが、仮にこの時点で「公表の必要はない」という(暗黙の)指示があれば、これも「日本が国家的関与」ということになるのか?
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http://www.asahi.com/national/update/0721/TKY200607210628.html
覚せい剤密輸は北朝鮮国家指示 警察庁、供述などで断定
2006年07月22日00時31分
北朝鮮からの覚せい剤密輸事件に絡み、警察庁は21日、鳥取県などの海岸から大量の覚せい剤を密輸しようとして摘発されたグループの供述や、過去に押収した覚せい剤の成分分析の結果などから、北朝鮮の国家機関が97年以降、日本へ覚せい剤の大量密輸を直接指示していたと断定した。警察庁の漆間巌長官が明らかにした。
警視庁と鳥取県警などの合同捜査本部はこれまでに、指定暴力団極東会系組長宮田克彦容疑者(58)や韓国籍の禹時允容疑者(59)ら9人を覚せい剤取締法違反(営利目的密輸未遂など)の疑いで逮捕した。
宮田容疑者らは02年11月下旬、北朝鮮の貨物船ツルボン1号が海上に投下した200キロ以上の覚せい剤を別の小舟で回収しようとしたとされる。
密輸は、貨物船から覚せい剤を投下し、小型船舶で回収する方法だったが、こうした手口を含めて密輸全般を北朝鮮の国家機関から指示されたとの供述を一部の容疑者から得たという。
さらに北朝鮮には覚せい剤の密造工場が複数あるとみられていた。警察当局が過去7回にわたって押収した覚せい剤の成分を分析した結果、不純物の含有量の特徴が約5パターンあることがわかった。
捜査関係者によると、北朝鮮から密輸入された覚せい剤は不純物が少なく、人気が高いとされる。警察当局の相次ぐ摘発で、最近は北朝鮮から国内に入る覚せい剤の量は激減しているため、流通過程の価格は急騰し、卸売価格は最低でも以前の数倍の1グラム当たり約200万円という。
摘発のリスクは高いが、いったん売買に成功するともうけ額が大きいため、資金確保に悩む暴力団が北朝鮮経由の覚せい剤の入手に躍起になっている。警視庁と海上保安庁などの合同捜査本部が今回摘発した密輸事件の捜査で、北朝鮮と暴力団をつなぐ複数の密輸ルートが浮かんでおり、解明を進めている。