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□中国、8月から臓器売買規制を強化=死刑囚の臓器の違法売買摘発に寄与か [ロイター]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2217110/detail?rd
中国、8月から臓器売買規制を強化=死刑囚の臓器の違法売買摘発に寄与か
【北京 17日 ロイター】 − 中国政府は8月1日から移植用臓器の売買に対する規制を強化するため、医療機関や大学、研究所、司法機関以外への献体を禁止する。これは国営通信の新華社が伝えたもの。埋葬のため、国内外に遺体を輸送する場合も税関や検疫など関係当局による承認が必要となる。
今回の新規制の前に、7月1日から発行した規制では、臓器売買や本人による同意のない献体の禁止、病院に対する臓器移植手術数の制限などを盛り込んでいる。これに対し、WHO(世界保健機関)は3月、法律の抜け道を利用して、死刑囚の臓器を売買する業者の摘発につながるなどとして、歓迎の意向を表明していた。
特に中国の死刑囚の臓器をめぐる売買や移植については、人権擁護団体からの批判が強い。一部の推計によると、中国の死刑は毎年5000人から1万2000人に執行されており、世界で最も多い国とされている。中国外務省は、本人の同意なしに死刑囚の臓器を移植した違法な事例は極めて例外的だとしている。
中国では、毎年200万人が臓器移植を必要としているが、ドナー(臓器提供者)不足のため、実際に手術を受けられるのは2万人にとどまっている。このため、一部の地方では違法な臓器取引が活発となっている。【了】
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ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者/em
(参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/)
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2006年07月19日17時30分