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北朝鮮への非難決議が国連で挙げられた。
米軍再編をおしすすめる日米帝国主義は、着実に朝鮮侵略戦争の準備を推進している。
これに対する北朝鮮政権の対応は、日米の挑発=思惑に完全に載せられている。
まさに飛んで火にいる夏の虫だ。
何よりも北朝鮮政府の行為は、日米の軍事大国化に反対する国際的な運動に巨大な冷水を
浴びせた。
一連の事態の最大の原因は北朝鮮→中国の政権転覆を見据えた日米の戦争戦略、米軍再編にあることは明らかだ。
しかし同時に、米軍再編が、日米の軍事戦略が集団的自衛権や交戦権を否定する日本の平和憲法、そして日本の平和憲法を支持する日本の労働者民衆に妨害されているという事も明らかなのだ。
日米帝国主義にとって、米軍再編を許さない日本の平和憲法の存在とそれを支持する日本の民衆の平和意識が、その存立を揺るがす大問題なのである。
日本において改憲を阻止することが、帝国主義の基本戦略を頓挫させる重大な争点になっている。しかし日本においては、憲法改悪は国民投票の洗礼をくぐらねばならない。これは日本帝国主義にとってはかつてなく高いハードルなのだ。
もし北朝鮮政府が本気で日米帝国主義を打倒するつもりだったら、
まさに日本における改憲阻止闘争の行方を最重要の焦点にするべきなのではないか?
日本で改憲を阻止すること、それを支持する労働者の平和意識を推進することこそが、
北朝鮮のミサイルよりもはるかに北朝鮮の安全を保障する力ではないのか?
日米帝国主義を追いつめる力なのではないのか?
このギリギリの緊張の中で、北朝鮮政府は、かつてスターリンが世界革命に絶望して一国社会主義を唱え、世界戦争の開始に加担し、核兵器にすがっていったのと同様に、
帝国主義のもとで暮らす労働者民衆のたたかいを裏切り、絶望し、帝国主義の挑発に屈服して、軍事的な対抗による延命の道を選択したのである。
私は日本革命を望む日本人民として、日米帝国主義の侵略戦争策動は当然阻止しなければならないと思っているが、我々を裏切っている北朝鮮政府の裏切りもまた許せない。それは世界革命絵の裏切りであり、帝国主義への屈服なのだ。
北朝鮮政府が本気でアメリカ帝国主義を打倒するつもりなら、ミサイルでの対抗ではなく、労働者階級の国際的解放こそを第一におくべきである。ミサイルよりも労働者の決起を呼びかけることの方がはるかに帝国主義に打撃を与えるのだと言うことをあらためて訴えたい。
サミット粉砕!
安保粉砕!日帝打倒!
朝鮮侵略戦争のための国連決議弾劾!
米軍再編=憲法改悪を阻止するぞ!