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安倍さんが「敵基地攻撃論」なる発言をしたらしく物議を醸しているらしい。
http://www.chunichi.co.jp/00/sha/20060712/col_____sha_____001.shtml
北朝鮮問題に対する論説として、かかる議論が出るのは別におかしくはないが、極東の軍事バランスが激しく軍拡にシフトするかのような発言を軽々しくするもんではないと思う。国連の北朝鮮制裁決議案にイニシアチブを取るところまでは良かったが、ちと勇み足なんではないかと。
額賀さんも言っちゃってる。
http://www.asahi.com/politics/update/0709/003.html
額賀さんは「まず与党の中で議論し、コンセンサスをつくる必要がある。こういう事態が起きたからといって拙速にやるべきではない」とも言っているようなので、まあ数年の期間を経て、ゆるゆると極東情勢を見ながら北京オリンピック前後で何かあるころに議論が煮詰まる程度の流れで良いんではないかと。
軍事費の使途見直しのなかで、ひっそりと敵基地攻撃可能な兵装を揃えながら、緊張の激化、露顕とともに、政治家が「うちもそろそろ攻撃可能なんだけどさ」と言う分には良いのだが。現状で、揚陸できなくね? また、そぞろ「日本は核武装すべき」といった、珍説とは言わないまでも微妙な議論が大真面目に語られてしまうのだろうか。NPT脱退するんすかね?
あくまで「敵基地攻撃できる戦力を揃えることを検討するかもよ」とか「核武装してみよっかな」ぐらいの話で止めておくべきであって、たくさん金のかかるRMA化を粛々と進めて潜水艦増やそうぜってあたりが現実的かと思うわけですが。
しかし、十年以上前の日本政治からすると隔世の感がありますな。たぶん、こんな発言をしようもんなら、閣僚のクビが1ダースぐらいまとめて飛びそうな予感。"
http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2006/07/12_080324.html