★阿修羅♪ > アジア5 > 213.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【写真】芥子畑で微笑む満州娘
撮影期日や場所は不明ですが、戦前の写真であります。
言わずもがなですが、女性の着ている服のデザインを見れば、戦前の中国だといふことがわかります。
また、これも満州国や麻薬についての知識のある人なら一目瞭然ですが、栽培されているのは「阿片芥子」なのでありまして、ヒナゲシでもポピーでもありません。
この実から黒色(褐色)の固めのチューインガムのような阿片が作られ、一部はさらに精製されてヘロインが作られます。
その大部分は、満州国からシナをはじめとする亜細亜一帯に輸出されましたが、一部は満州国内で消費されました。
たとえば、鉱山などの労務者(苦力;クーリー)へのボーナスとして阿片・ヘロイン入のタバコが配られたりしました。なんでかって言えば、現金を渡すとシナの家族に送金されてしまったり、本人が辞めてしまったりするからですね。
現金ではなく阿片で支払うのは、苦力(クーリー)を逃亡させない手口でもあったわけです。
もちろん、その結果、重度の阿片中毒になっても代りはいくらでもいますし、中毒になってくれれば阿片の需要拡大にもなるわけです。