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http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/16/20060616000033.html から転載。
「文化輸出は商品輸出と違う。交易ではなく交流だ」
「カルチャー・ファースト、エコノミー・ネクスト(まずは文化、お金はその次)」
1990 年代後半以降、東アジアを席巻した韓流。しかし、最近は「冬のソナタ」「チャングムの誓い」に続く人気コンテンツが生まれず、既存の韓国ドラマ・映画に慣れたアジアの韓流ファンの反応も以前ほどではなく、「いつか韓流が冷めてしまうかも知れない」と懸念する声が上がっている。
14日午後、ソウル三成洞のグランド・インターコンチネンタル・ホテルで「韓国エンターテインメント産業の夢と世界共生戦略」(韓国エンターテインメント産業研究院、朝鮮日報主催)をテーマにしたフォーラムが開かれた。
基調講演を行った韓国エンターテインメント産業研究院ソン・デヒョン理事長は「映画・音楽・放送・ゲームなど、国内4大エンターテインメント産業は年平均成長率が22.8%に達し、7大産業の年平均成長率3.3%に比べ、はるかに優位にある国家発展の動力となる産業だ。それにもかかわらず、政府予算に占める文化予算の比率は2003年1.03%、04年0.88%、05年0.75%と縮小の一途をたどっている」と指摘した。
ソン理事長は「現在の韓流はスター・マーケティングに頼り切った過度な商業主義と、文化の一方的な浸透という限界を見せている」との懸念を示した。この限界を克服するため、ソン理事長は「韓国文化の特殊性がグローバル化され、世界文化の普遍性が韓国化される過程が自由に結合しなければならない。このためには韓流コンテンツを現地で制作する韓流の現地化が必要だ」と主張した。
漢陽大経営学部のホン・ソンテ教授は「グローバル・エンターテインメント・マーケティング戦略」というテーマで発表を行い、「日本の韓流は現在、初期の受容層を経て主流市場への進入を控えた状態だが、ともすれば断絶の危機に陥ることもあり得る」と指摘した。彼は福岡在住の成人男女163人を対象にしたアンケート調査から、「韓流の出発点であるペ・ヨンジュン效果は多方面に拡散しているが、韓流が特定芸能人に依存する段階は脱した」と診断した。
KAIST(韓国科学技術院)情報メディア経営大学院のキム・ヨンゴル教授は「スクリーン・クオータ縮小と韓国映画産業のグローバル競争力向上」をテーマにした発表で、「韓国映画産業の発展のためには海外輸出の強化が必須であり、国内外の人材および映画制作会社・配給会社・上映館が有機的な協力関係を築くためのデータベースも拡充されなければならない」と主張した。
パネリストの韓国文化コンテンツ振興院チェ・ヨンホ本部長は「韓流を持続させるためにはアジア文化パートナー事業など、双方向の文化交流拡大、国ごとに差別化された戦略的海外マーケティングなどが必要だ」と語った。
チェ・スンヒョン記者
朝鮮日報
【】「文化輸出は商品輸出と違う。交易ではなく交流だ」
「カルチャー・ファースト、エコノミー・ネクスト(まずは文化、お金はその次)」
1990 年代後半以降、東アジアを席巻した韓流。しかし、最近は「冬のソナタ」「チャングムの誓い」に続く人気コンテンツが生まれず、既存の韓国ドラマ・映画に慣れたアジアの韓流ファンの反応も以前ほどではなく、「いつか韓流が冷めてしまうかも知れない」と懸念する声が上がっている。
14日午後、ソウル三成洞のグランド・インターコンチネンタル・ホテルで「韓国エンターテインメント産業の夢と世界共生戦略」(韓国エンターテインメント産業研究院、朝鮮日報主催)をテーマにしたフォーラムが開かれた。
基調講演を行った韓国エンターテインメント産業研究院ソン・デヒョン理事長は「映画・音楽・放送・ゲームなど、国内4大エンターテインメント産業は年平均成長率が22.8%に達し、7大産業の年平均成長率3.3%に比べ、はるかに優位にある国家発展の動力となる産業だ。それにもかかわらず、政府予算に占める文化予算の比率は2003年1.03%、04年0.88%、05年0.75%と縮小の一途をたどっている」と指摘した。
ソン理事長は「現在の韓流はスター・マーケティングに頼り切った過度な商業主義と、文化の一方的な浸透という限界を見せている」との懸念を示した。この限界を克服するため、ソン理事長は「韓国文化の特殊性がグローバル化され、世界文化の普遍性が韓国化される過程が自由に結合しなければならない。このためには韓流コンテンツを現地で制作する韓流の現地化が必要だ」と主張した。
漢陽大経営学部のホン・ソンテ教授は「グローバル・エンターテインメント・マーケティング戦略」というテーマで発表を行い、「日本の韓流は現在、初期の受容層を経て主流市場への進入を控えた状態だが、ともすれば断絶の危機に陥ることもあり得る」と指摘した。彼は福岡在住の成人男女163人を対象にしたアンケート調査から、「韓流の出発点であるペ・ヨンジュン效果は多方面に拡散しているが、韓流が特定芸能人に依存する段階は脱した」と診断した。
KAIST(韓国科学技術院)情報メディア経営大学院のキム・ヨンゴル教授は「スクリーン・クオータ縮小と韓国映画産業のグローバル競争力向上」をテーマにした発表で、「韓国映画産業の発展のためには海外輸出の強化が必須であり、国内外の人材および映画制作会社・配給会社・上映館が有機的な協力関係を築くためのデータベースも拡充されなければならない」と主張した。
パネリストの韓国文化コンテンツ振興院チェ・ヨンホ本部長は「韓流を持続させるためにはアジア文化パートナー事業など、双方向の文化交流拡大、国ごとに差別化された戦略的海外マーケティングなどが必要だ」と語った。
チェ・スンヒョン記者
朝鮮日報
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業界人:韓流ドラマ「競争力ありませんから」斬り!(中国情報局NEWS)
http://www.asyura2.com/0601/asia5/msg/182.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 6 月 19 日 13:20:12