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(回答先: 韓米日、「北朝鮮ミサイル接近法」に明白な温度差(東亜日報) 投稿者 happyblue 日時 2006 年 6 月 20 日 11:50:15)
この記事には軍用ミサイルと衛星ロケットの違いについて、知らなかったことがたくさん書かれています!
【テポドン2号】人工衛星説を裏付ける技術的要因【朝鮮日報】6月20日
韓国政府は北朝鮮がテポドン2号を発射した場合、これを軍事用ミサイルではなく人工衛星打ち上げ用と解釈しようとしており、19日以降に急きょそのような雰囲気が強く感知されるようになった。政府はこのような分析が北朝鮮の肩を持つように見えるかも知れないが、軍事用ミサイルか人口衛星なのかという点に関して、早急に断定してはならないという立場を取っている。このような判断は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領にも報告された
1998年のテポドン1号発射当時、北朝鮮は人工衛星を打ち上げたと主張し、韓国政府もその主張を認める最終判断を下した。当時、米国政府はミサイルであると断定できず、「ミサイル能力」という表現を使用したのも、ミサイルと人工衛星打ち上げ用ロケットの基本原理が同じであるという点を念頭に置いたためであると見られる。
このような韓国政府の判断は、ひとまずは技術的要因についての分析を土台にしている。通常、軍事用ミサイルは固体燃料を使用し、人工衛星用は液体燃料を使用するが、北朝鮮のロケットは液体燃料を使用している点がそれである。韓国政府はまた、液体燃料ロケットを軍事用に転換するためには、一般的に地下から発射するのに対し、北朝鮮は地上に発射台を設置しているため、人工衛星打ち上げ用のロケットである可能性が高いと見ているようだ。
だが、韓国政府はこのような判断とは別に、軍事用ミサイルであるとの見方も捨ててはいない。しかし、ミサイルであると断定するためには、さらに2〜3の証拠が必要だと見ている。まず、ミサイルとロケットは発射後の軌道が異なるため、判断には軌道分析を行なうことが前提条件になるとしている。また、ロケットがミサイル軌道で6000キロ以上の長距離(アラスカ、ハワイが射程圏内)を飛んだとしても、重さ700〜800キロまたは1000キロ以上の大量破壊兵器(弾頭)を搭載していなければ、武器としての意味はないと分析している。
弾頭の重量に関して、韓国政府は、1998年のテポドン1号はごく小型の衛星を搭載していたと見ている。政府は、テポドン2号に弾頭が搭載されているかどうか、搭載しているとすればどの程度の重量なのかに関する推定は未だできていない。
しかし、韓国政府は軍事用であれ人工衛星用であれ、基本原理は同じであるため、人工衛星用ロケットであったとしても、テポドン2号の発射が地域の安全保障環境を阻害する要因になるとみている。
シン・ジョンノク記者
朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/20/20060620000023.html
朝鮮日報北朝鮮問題リンク集
http://japanese.chosun.com/servlet/japan.ArticleList.ArticleList?code=FAA
韓国のメディアのほうがずっと多面的で内容のある報道をしていますね。