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出典
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/08/20060608000014.html
「ナイジェリアの韓国人誘拐事件、武装反乱軍の犯行か」---(朝鮮日報)
外交部当局者は7日「ナイジェリア政府が、韓国人5人を誘拐した武装勢力との交渉に乗り出した」と話した。
外交部によると、ナイジェリアのアデニジ外相がこの日、潘基文(パン・ギムン)外交部長官に電話でこのような内容を明らかにし、「早急に釈放されるよう最善を尽くす」と伝えた。
大宇建設の社員3人、韓国ガス公社と韓国ガス技術公社の職員各1人の計5人は現地時間6日午後11時30分(韓国時間7日午前6時30分)に、ロケット砲などを撃ちながら宿舎に乱入してきた武装勢力によって拉致された。
政府当局者は、大宇建設が現地の消息筋を通じ、拉致された5人の無事を確認したと話した。
今回の事件に関しロイターなどの外信は、現地武装反乱軍の「ニジェールデルタ解放運動(MEND)」が犯行声明を発表したと伝えた。
MENDは声明で「われわれが攻撃を受けない限り、拘束している韓国人に危害を加えない」とし、現在拘束中であるMENDの指導者を釈放するよう要求した。
政府当局者は「誘拐犯の特定や要求条件の把握を急いでいる」と話した。
MENDは今年の1月と2月にも米国人・イギリス人・タイ人を誘拐し、それぞれ19日後と70日後に釈放している。
韓国人5人が誘拐されたポニ島はハカット港から高速艇で40分ほどの距離にある三角州の沼地で、大宇建設はここに2001年から大型LNG施設の建設を進行している。
外交部によると、事故当時、現場の宿舎には14人の韓国人がいたが、残りの9人は安全なところに待避して誘拐を免れたという。
一方、今年4月にソマリア海域で拉致された東遠号の船員8人は現在抑留から2カ月近くが経過している。
朝鮮日報