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韓国速報
"団体長、議会も席巻…一党独占深まる
比較的地域色がなくて、選挙風向計の役割を果たしてきたソウル地域ですら、広域団体長の当選者を出した政党が地方自治体長と広域議会議席を席巻する「一党独占」現象がより一層深まったことが明らかになった。
そのため第2党は議席不足で院内交渉団体構成に失敗、執行部に対する議会の牽制機能を喪失し、「草の根民主主義」の基盤が揺れている。
こうした現象は有権者が地方自治体長と広域議員投票の時、立候補者に対する個人評価をせずに、広域団体長と同じ政党の枠番号に無条件に投票する「連鎖投票」指向を見せているためだ。
1日、世界日報(セゲイルボ)が1〜4代のソウル地域地方選挙を分析した結果によれば、広域団体長の市長当選者を出した第1党の市議会議席占有率は80〜96%に達した。区長選挙でも第一党占有率が3代(2002年)地方選挙の88%から今回の100%に高まった。
分析の結果、1代地方選挙(1995年)時、野党の民主党は区長92%(23カ所)、市議会87%(128席)を占めたことが明らかになった。
当時、民主党の市長候補として出馬した趙淳(チョ・スン)当選者の得票率が過半数にも至らなかったが、有権者が市長-市会議員、区長-区議員に対して、同じ枠番号を「パッケージ」で投票したせいで、市長当選者を輩出した第一党の区長・市会議員占有率が急上昇するようになったのだ。
反面、第2党の民自党は市議会議席が19席に終わり、院内交渉団体さえ構成できなかった。
2代地方選挙(1998年)でも高建(コ・ゴン)当選者を出した国民会議が区長と市議会の76%、80%を各々さらった。
3代では新韓国党が李明博(イ・ミョンバク)市長の当選に力づけられて、区長と市議会議席の各々88%と85%を一人占めしたが、市長を失った民主党は「ミニ政党」に転落した。
今回の4代地方選挙では呉世勲(オ・セフン)候補を出したハンナラ党が大差で勝利し、区長全部と市議会の96%を占めるなど、第一党占有率がより一層高まった。
開かれたウリ党と民主党、民主労働党の議席は全部で合わせ4席に過ぎず、野党の牽制機能が有名無実となった。
韓国速報 06/6/2"
http://www.worldtimes.co.jp/kansok/kan/pol/060602-1.html